映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『Baby-mo』2012年7月号

例によって、最新号が送られてきたので紹介します。

 

Baby-mo (ベビモ) 2012年 07月号 [雑誌] Baby-mo (ベビモ) 2012年 07月号 [雑誌]
(2012/06/15)
不明

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今回号は、僕にいろいろと余裕が無いからなのか、「この雑誌って一体何なの?」と思ってしまいました…。

定期的に送られてきているので、一応目を通しましたが、今までで一番、書かれていることが残りませんでした。

 

「これってふつう?」という記事も、「ベビーの脳が育つ『語りかけ講座』」という記事も、なんとなく、こういう記事を作る理由は分かるのですが、子育ての悩み相談も基本「よくあること」「問題ない」という答えで、僕には不満でした。

僕が結構真剣に子どものことで悩んでいた時に、いろいろ調べた結果「よくあること」「問題ない」と言う答えしか見つからず、でも、目の前にある状況は「よくあること」ではなかったし、「問題ない」と言える状況でも無かったことがあります(今でも僕はそのことに関しては、後悔し、子どもたちに申し訳なく思っています)。

もちろん、育児ノイローゼ(育児うつ)になってしまうことを予防する意味もあるのでしょうが、なんでもかんでも「問題ない」「よくあること」と言われてしまっては、本当に悩んでいる人には何の解決にもならないのです。

 

あと気になったのは、「ワーキングママ復帰後怒濤の1ヶ月ルポ」というもの。

記事の内容そのものは、「まぁ、こんなもんだよね」という感じでしたが、「ワーキングママ」を中心にしているからか「パパのサポート態勢もばっちりです!」とか「パパも家事をがんばってます!」とかいう言葉が並んでいました。

なんで、ワーキングママなのに、パパが「サポート」で、ママはやるのが当たり前という前提で、パパが家事をすることを褒めるのでしょうか?

同じくらい働いているならば(「同じくらい」という定義はそれぞれの家庭に任せるとして)、家事や育児を同じくらいにするのが、一番自然な形のような気がするのですが、相変わらず、男性は家事・育児の「サポート」であって、家事をするだけで「がんばっている」と言われるって…。

 

まぁ、そんなことを書きつつも、我が家も僕が仕事の時間が増えたにも関わらず、ツレは一向に家事をする気配はなく(本人は「全く家事をしていないなんてことはない!」とか主張していますが)、家事の負担は全部僕が担っているので、書かれていることはよく分かるのですが、よく分かりすぎるがゆえに「なぜ?」と思わずにはいられません。