映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『おにぎり通信』

何故か母から紹介された漫画のことを書きたいと思います。

 

母も母の友だち(今で言うとママ友ですが、二人とも60代なので…)から勧められて(というか一方的にプレゼントされて)読んでみたそうです。

 

おにぎり通信 ~ダメママ日記~ 1

 

パッとこの漫画を渡された時、全く気付きませんでしたが、作者は「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんでした。

 

しかも、二ノ宮さんのことは「のダメ」で覚えていたのではなく、Twitterか何かで、子育て関係ので知ったように思います。

 

 

で、どんなことが書いてあるのか全く予備知識なく読み始めたのですが、、、途中から全く笑えなくなってしまいました。

 

子育て、家事をパートナー(夫)に任せている妻(二ノ宮さん)による子育ての日常を描いています。

 

殆ど何もしない妻(二ノ宮さん)に最初笑って過ごせていたのですが、途中から夫(POM)さんがどんな気持ちで過ごしているのだろうか、と考え初めてしまったら、もう全く笑えなくなってしまいました。

 

夫が怒りMAXでぐちぐち言い始めるところや、洗い物をガチャガチャやり始めるところは、僕も同じような感じになるので、「僕だけじゃないんだー」とか和むものの、そこまで追い込まれている夫の気持ちを考えると、「漫画で笑いを取るような情況じゃないだろう…」と思ってしまいました。

 

最初のところで、二ノ宮さん自身が、「熟年離婚されたらどうしよう!?」とか書いていますが、それも充分にあり得るかもしれません。。。

 

主夫系の本は基本的に「夫」から書かれたものばかりですが、これは「妻」側から書かれているので、その点は初めての視点だったので、なかなかも面白かったです。