映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

30歳になりました。

子供のことでもなく、自分のことですが、今日で30歳になります。

具体的な内容は書けないのですが、20代のうちにやっておこう、やっておかなければいけない、と思っていたことは、ついぞこの1年踏み切れませんでした。

先延ばし、先延ばしにしてしまったので、ここで宣言しておきます。

30歳のうちに必ずやります。

慌てて修論を書いた時のように、完成度が低くても、締切ギリギリになっても30歳のうちにやり遂げます。

(具体的内容もわからないので、なんのこっちゃ?という感じで済みません…)

30歳、ということで、僕としては「未知の領域」に突入したような感じがします(ツレは今年40歳になるのにね)。

10代の時、20代ということは何となくイメージも出来たし、自分が20代のイメージもなんとなく出来ていましたが、30代の自分がいまいちイメージできません。

20代を振り返ると(今日くらいしか20代を振り返ることはないのでお許しください)、19歳の時には想像もしていなかった10年を過ごしました。

19歳の時にはツレに会ったことも、その存在すらも知りませんでしたが、21歳の時に知り合い、その年には結婚することが2人の間で決まり、22歳の時に結婚し、Tが生まれて来ました。

その後、いろんな環境に恵まれたので、S、Mと授かり、みんな命に関わるような病気、怪我をすることなく今のところ過ごせています。

まさか、自分の子供が20代のうちに、3人もいようとは考えもしませんでした(誰かと結婚はしていると思っていましたが)。

しかし、家族は平気でしたが、僕自身は命に関わる病気になりました。

闘病期間をどう区切れば良いのかわかりませんが、薬を服用しなければいけなかったのは約2年でした。

薬の服用が終わってから、最近ではツレにさえもその話をすることは殆どなくなりましたが(「まだ言ってんの?」みたいなことを言われて以来話すのをやめました)、僕はそのことに今も尚縛られています。

少しずつ思い出すこともなくなってきましたが、それでもあらゆる意味で完全に治ったとは思えない状況です。

その病気もあって、30歳の自分が今いることが僕自身とても不思議です。

これからどうやって生きていこうか、どうやって生きていけば良いのか、よく分かりませんが、でも実際はそんなことを考えている余裕は殆ど無く、目の前の家族、特に子供たちを「僕とツレがいなくても生きていける(ただし困っている時はのぞく)」という1人の人間として育てていくことに集中していきたいと思います。

子供たちが順調に成長していけば、Tはこれからの10年で高校生になり、SとMも中学生になっていきます。

成長に伴って、いろんなことが起きるでしょうが、とにかくみんなが健康で元気に、出来れば笑顔でいられるような時を過ごしたいと思います。

では、30歳、30代になった僕をこれからもよろしくお願いします。