映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『こころのふしぎ なぜ?どうして?』

昨日、子供たちと本屋さんへ行きましたが、面白い本があったので、一緒に買いました。

こころのふしぎ なぜ?どうして?

出版社である高橋書店のページを見ると、以下のように紹介されています。

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「人の気もちがわかる子になってほしい。でも、どうやって教えたらいいのかわからない…」。こんな思いを抱いているお父さんお母さんも多いと思います。そこで本書では、簡単には説明しづらい人間の感情や、倫理観、家族や友だちとの付き合い方など、大人になる前の大切な時期に読んでおきたい、心にまつわる疑問にわかりやすく解答。読むたびにたくさんの気もちがあふれ出す、何度も読み返したくなる一冊です。

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目次を見ると、

●心のふしぎ

●いのちのふしぎ

●かぞく・友だちのふしぎ

●ルールのふしぎ

●やさしさのふしぎ

と大別されており、それぞれについて書かれています。

僕がこの本をぱらぱらめくって良いなぁ、と思ったのは、「宗教」「死」についてタブー視せずにちゃんと触れられていたことです。

死んだらどうなるのか、生きるとはどういうことなのか、誰かが死んでしまったときに、その悲しみにどのように接していけば良いのか。

「心」については「強くなる」ということが前提に書かれていて僕としては少し違和感がありましたが、それでもトータルで見るととても良い本だと思いました。

良かったと思う点は、最近はやりのこの手の本(子供向け哲学?)にありがちな、【哲学】だけを語るものではなく、他の動物の寿命や、世界でどのくらいの人が生まれ死んでいっているのかなどの情報もちゃんと書かれていたからです。

もし、本屋さんや図書館にあったら、ちょっと手に取って眺めてみると大人でも楽しめると思います。