映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「そこのみにて光輝く」

去年の同じような時期から不眠症になった僕ですが、また最近もかなり不眠がひどくなってきました…。

ということで、日々の集中力ややる気もかなり減ってきているので、ブログももしかしたら更新をやめてしまうかも知れません。

 

という、近況報告をしつつ、TSUTAYAディスカスで借りた映画の紹介です。

そこのみにて光輝く

 

先日、主演の綾野剛さんがどこかの映画コンクールで賞をもらっていたニュースを目にしました。

 

綾野剛、男優主演賞受賞もストイック「敗北感もあります」シネマトゥデイ

 

賞をもらったから借りたわけではなく、リクエストを出していたことさえ忘れていた頃に送られてきたのですが、ちょうどタイムリーでした。

 

先日紹介した「機関車先生」と同じく、原作は小説になっています。

 

なので、ストーリーは小説の紹介などから分かるのですが、この映画で目立っていたのは、主演の綾野剛さん、ではなく、池脇千鶴さんと、その弟役の菅田将暉さんでした。

 

池脇さんは「ジョゼと虎と魚たち」を思い出すような大胆な演技っぷりで、その弟役の菅田さんは、NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」とは全く違った演技で、最近いろんな映画に出ている理由が分かるような気がしました。

 

池脇さんと菅田さんの演技はとても良かったのですが、内容はそこまで惹かれるものはありませんでした。

これは、映画自体というよりは、たぶん原作の問題かな、と思うのですが、今(2015年)からすると、話が古いように感じました。

30年前だったら、とても衝撃的に受け止められたのでしょうが、【貧困を理由に性産業に従事】、【親の介護】という問題は、現在ではあまりにも【ありふれたもの】という感じがします。

だからこそ、その【ありふれたもの】をただそれだけを見せられても、しかもフィクションで見せられても、そこまで深く突き刺さることはありませんでした。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2015年に観た映画ランキング

1 「ザ・マジックアワー」 / 2 「あなたを抱きしめる日まで」 / 3 「テルマエ・ロマエⅡ」 / 4 「そこのみにて光輝く」 / 5 「恋人はセックス依存症」 / 6 「地獄でなぜ悪い」 / 7 「鈴木先生」 / 8 「ミニミニ大作戦」 / 9 「エヴァの告白」 / 10 「機関車先生」 / 11 「ロボジー」 / 12 「なくもんか」 / 13 「ノア 約束の舟」 /