映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「見えないほどの遠くの空を」

年に数回訪れる若干の繁忙期に入っており、更新が滞っております…。

 

さて、繁忙期ですが、映画を流し見しました。

いつもはBSというとNHKが多いのですが、今回はBSジャパンです。

テレビの検索機能は本当に便利になったなぁ、と一人しみじみしてしまいました。

 

映画自体のDVDは見つからなかったのですが、小説が見つかりました↓

 

見えないほどの遠くの空を (小学館文庫)

 

監督(そして小説の原作者)である榎本憲男さんという人をよく知らないのですが、監督第一弾作品ということで、自主制作とのこと。

 

自主制作なので、お金がかかっていないというの特に気にならないのですが、物語自体が「ありふれた感じ」がしてしまいました。

見終わった後に検索したら、監督は50歳を越えている方ということで、ちょっと驚きました。

大学生くらいが作った映画なら「ああ、そうか」という感じで何となく納得できる内容です。

 

ストーリーに触れてしまうとモロバレしてしまうので、あえて触れませんが、もし、こういう大学生活みたいなものを含めるなら、もっとドロドロしたものを入れても良かったんじゃないかな、と。

セックスだとか、暴力だとか、引きこもったり暴走したり。

 

そういうのが全く出てこないと、なんとなく、大学生活の表面をとってつけただけに見えてしまいました。

まぁ、冒頭からヒロインが死んでしまう、という設定自体がありふれているし、表面をとってつけただけなのかも知れませんが。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2015年に観た映画ランキング

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