映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「カラスの親指」

先日、BS(BSプレミアム)でやっていたので録画して観た映画です。

 

カラスの親指 by rule of CROW's thumb 【DVD】

 

録画してみる映画は基本的に、事前情報、予備知識がほぼないことが多いので、どんな映画なのかよく分からずに観るのですが、この映画もそうでした。

録画しようと思ったときには、割と最近公開された映画だと分かったからです(公開は2012年末)。

今、ブログを書こうとして、リンクを貼ろうとしたら、この写真を見たことがあることに気づきました。

 

BSプレミアムでの放送だったので、少し長い映画でしたが(2時間40分ほど)、ノーカットで観られて良かったです。

 

あらすじとしては、詐欺師として生きていた主人公が、何故詐欺師として生きることになったのか、そのきっかけになった出来事に関わった人物たちと、今また再会し、復讐をしたり、和解(?)したりする、というものです。

あらすじみたいなものを書いたものの、この映画はあらすじにメインがあるのではなく、物語の端々に出てくる伏線が複雑に絡まり、それが最終的に主人公にとっては大どんでん返しになる、というもので、それがとても面白かったです。

 

普段、本もあまりミステリーは読まないし(というか、今では殆ど小説は読まなくなってしまいました…)、ミステリーの映画やドラマというものも観ないのですが、こうやってたまたま観た映画がミステリー仕立てで、しかも、いろんな伏線があって楽しめたので、とても良い出会いでした。

 

あと、最後のクレジットが出るまで誰だか分からなかった俳優がいたのですが、石原さとみでした。

クレジットを見て、初めて「確かにあの声はそうだった」とは思ったものの、見ている時には分かりませんでした。

結構上手なんだなぁ、とこちらも新しい発見でした。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2015年に観た映画ランキング

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