映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ジゴロ・イン・ニューヨーク」

久しぶりに映画を見ました。

今回もTSUTAYAディスカスから送られてきたもので、僕がリクエストした作品です。

 

 

リクエストしてから大分経ってから送られてくるので何故観たいと思ったのかは、いつものようにもはや覚えていないのですが、多分ウディ・アレンの映画をまともに(というか大人になってから)観たのは初めてではないかと思います。

ウディ・アレン作品では「ブルージャスミン」を観たいな、と思っているのですが、それに関連して最近の作品なのでリクエストしような気がします。

 

さて、内容ですが、ウディ・アレンの茶目っ気が所々に出ていて、それなりに面白かったです。

特に、最後のシーンでは、ニューヨークを去ろうとしている友人を直接的なやり方ではなく引き留める、というその方法がとても良かったです。

 

が、ストーリーはというと、うーん、風刺映画でも、コメディでも社会派でもなく、何と言えば良いのかわからないものでした。

 

「これがウディ・アレンの映画なんだよ!」と言われてしまえば「そうなのか」と納得しそうです。

 

あとは、ユダヤ教への風刺というかそういう内容がふんだんに盛り込まれていて、これはユダヤ教について少しかじった人でないと今一日本の文化にいるとわかりづらいような気がします。

僕は観ていてものすごくはらはらしましたが、これを映画に盛り込めるのは、ウディ・アレンユダヤ人だからだよな、と思いました。

 

関係の無いアジア人がこの映画を作ったら、(色んな意味で)リンチに遭うだろうな、と。

 

ということで、これだけではウディ・アレンの作品がわかったとはとても言えないので、早い内に「ブルージャスミン」を観たいな、と思ったのでした。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

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