「365日のシンプルライフ」
最近、今までになく眠れなくなっていた影響で映画を観ることもあまりなかったのですが、ツレから「もう返すから」と言われたので慌てて観ました。
リクエストしたのは僕なのですが、実際に映画を観る時間がなかったことと、夜、子どもたちが寝た後に観ていたのが、そんな気力も体力もなく、ごろごろしていたので…。
さて、観たのはこの映画なのですが、公開されたのは2013年です。
その時から気になっていて、日本で公開されたのが2014年。
そして、さらに、レンタルが開始されたと思ったら、最初はTSUTAYAのみのネット配信だったので、なかなか観られませんでした。
で、やっとDVDになりました。
と、前置きが長くなりましたが、内容としては、
①全ての荷物をレンタル倉庫にしまい、1日1個取り出せる。
②新しく何も買わない。
という2つのルールを課して、1年間過ごしたドキュメンタリー映画です。
そもそも、大きな出来事が起きるわけでもなく、監督=主演の日常を描いた映画なので、そういう話が苦手な人にはおもしろさを感じづらいかもしれません。
それに、モノにあふれていたり、希少性のあるモノを持っていることが人生のステータスだと考えている人ならなおさらです。
僕は、モノにあふれた生活に心底うんざりしていて、子どもたちが大きくなったら、TVドラマに出てくるような【生活感のない】生活をしたいと思っているので、楽しんでみることが出来ました。
なので、映画の中で出てきた、「欲しいものは50~60日以降思いつかなくなった」というセリフは「そんなものなのか」と思いました。
この映画は独身だったので可能な設定ですが、それでも、携帯電話をなかなか取り出さないということは友達からは当然「付き合いが悪い」とか「お前にとって友情はそんなものなのか」と言われてしまうということで、それはなかなか厳しい状況だっただろうなぁ、と思いました。
淡々とした映画なので、評価は難しいのですが、一つ惜しいな、と思ったのは、何日目ということは表記されるものの、それが何月何日なのかが分からなかったことです。
始まりが何月何日から、ということが分かれば、何日目という数字で表されるよりも、より日常であることが分かったのではないかと思います。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆
2015年に観た映画ランキング
1 「6才のボクが、大人になるまで」 / 1 「チョコレートドーナツ」 / 3 「ダラス・バイヤーズ・クラブ」 / 4 「ベイマックス」 / 5 「ワン・チャンス」 / 6 「ザ・マジックアワー」 / 7 「あなたを抱きしめる日まで」 / 8 「はじまりのうた」 / 9 「きっと、星のせいじゃない」 / 10 「ルンタ」
11 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」 / 12 「深夜食堂」 / 13 「アルマジロ」 / 14 「アメリカン・スナイパー」 / 15 「アデル、ブルーは熱い色」 / 16 「小野寺の弟 小野寺の姉」 / 17 「かぐや姫の物語」 / 18 「パラダイス:愛」 / 19 「ブルージャスミン」 / 20 「プロミスト・ランド」
21 「365日のシンプルライフ」 / 22 「ゴーン・ガール」 / 23 「私の少女」 / 24 「ジュラシック・ワールド」 / 25 「博士と彼女のセオリー」 / 26 「青天の霹靂」 / 27 「パリ、ただよう花」 / 28 「テルマエ・ロマエⅡ」 / 29 「私の男」 / 30 「そこのみにて光輝く」
31 「カラスの親指」 / 32 「ドラえもん のび太のスペースヒーローズ」 / 33 「グレース・オブ・モナコ」 / 34 「ジゴロ・イン・ニューヨーク」 / 35 「海を感じる時」 / 36 「薔薇の名前」 / 37 「劇場版「進撃の巨人」 前編 ~紅蓮の弓矢~」 / 38 「ボクたちの交換日記」 / 39 「ブリングリング」 / 40 「恋人はセックス依存症」
41 「地獄でなぜ悪い」 / 42 「渇き。」 / 43 「誰も守ってくれない」 / 44 「シンデレラ」 / 45 「アイアンマン3」 / 46 「鈴木先生」 / 47 「ドライブイン蒲生」 / 48 「ミニミニ大作戦」 / 49 「エヴァの告白」 / 50 「機関車先生」
51 「爆心 長崎の空」 / 52 「マレフィセント」 / 53 「ロボジー」 / 54 「ルーシー」 / 55 「なくもんか」 / 56 「マイ・ライフ・メモリー」 / 57 「光輪の超魔神 フーパ」(ポケモン) / 58 「見えないほどの遠くの空を」 / 59 「ノア 約束の舟」