CDは終わったんだなと痛感した話
最近、星野源にはまっています。
星野源との出会いは、去年、ふと新宿にある大きな本屋さんで星野源のエッセイ(『蘇える変態』)を目にして読んだことです。
同年代、ということや、ダメな自分、というものをさらけ出しているそのエッセイに魅了され、歌も聴くようになりました。
で、そんなこともすっかり忘れつつあったのですが、たまたまテレビをつけたらNHKのSONGSという番組で取り上げられていて、そして、cakesの記事(「嵐はフェイク、星野源はリアルな「日本らしさ」で天下をとった」)でアルバムが出たことを知りました。
これは買って聞いてみよう。
と思ったので、新譜のCDを買いに行くなんて多分中学生の時(15年以上前)以来とかで買いに行ったのですが、、、。
そもそも、CDショップが家の近くにありませんでした…。
TSUTAYAとかゲオとかで新譜も売っているお店もあるようなので、行ってみたら、レンタルしかなく、次の日には、自転車でちょっと遠出し後楽園のラクーアに新星堂がある、という情報があったので行ったら、去年閉店したようでした…。
収集性が自分の性格の上位に入るので、ここまで来たらなんとしても探してやる!と、そもそも星野源の音楽を聴きたいという気持ちよりも、星野源のCDを買いたい(手に入れたい)、という本末転倒な気持ちが上回っていましたが、自転車でなんとか行ける繁華街である池袋にまで足を運んでみました。
CDショップはもちろん、家電量販店も多くあるので、さすがに売っているだろう、と思ったのですが、売っていませんでした…。
一応、星野源のアルバムは新譜で今月の2日に発売されたので、まだ1週間も経っていないのですが。
せっかく10数年ぶり(ヘタしたら20年弱)にCDを新譜で買いたい、と思ったのに、売っている場所がなかったり、売っているはずのお店になかったりするのを目の当たりにし、CDは終わったんだな、と痛感しました。
お店自体に並んでいない(今回は売り切れでした)ということは、そもそもレコード会社がそんなに生産していない、ということなのでしょうが、僕みたいに、なんとなく、ちょっとしたきっかけで買おうと思った人を逃し、ますますCDというものを遠ざけているように思いました。
ということで、TSUTAYAによるとあと10日くらい待てばレンタルが可能になるようなので、レンタルしようと思います。
なんてったって、レンタルならCDを買うより安いので。