映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「娚の一生」

ツレが年末年始で家にいる時間が多くなっているのに、DVDを観ないので、TSUTAYAディスカスから新しいDVDが送られてこない!

観たい映画は沢山あるのに!!

 

と、ちょっと不満に思っていたのですが、リクエストしている作品が40近くになっているPCの画面を見て、解決方が分かりました。

単品で頼めば良いんだ、と。

 

試しに月額定額プランでリクエストに入れていた作品4つを単品で送ってもらうことにしたら、送料込みで1300円弱ほど。

実店舗に行くことや、店内を探し回る手間を考えれば新作でも300円くらいになると考えたらお得です。

しかも、実店舗だと最長1週間くらいのレンタルですが、ディスカスの単品レンタルだと1ヶ月なので、万が一忙しくなってなかなか見られなくなっても大丈夫、ということで、単品レンタルをすることにしました。

 

ということで、単品レンタルで頼んだ作品がこちらです。

 

娚の一生 DVD通常版

 

前回(「荒川アンダーザブリッジ」)、「漫画原作の実写版は設定に無理があるのも多い」というようなことを書いたのですが、今回も原作は漫画です。

 

まぁ、原作が漫画だということは、この文章を書こうと思って調べたら知ったのですが。

 

映画を観ていて、無理がある設定だとはあまり感じさせませんでした。

が、無理があるとは思わなかったものの、やはり「これ、原作漫画っぽいな」とは思いました。

しかも、「たぶん、女性向け漫画」とも。

 

なぜ、そう思ったのかというと、設定として「失恋などで心に「傷」を負っている女性」と「よく分からないけれどふらっと現れたそれなりにかっこいい男性」という組み合わせが、あるきっかけで出会い、心を通わせていく、というものだからです。

しかも、男性は一方的にある日突然女性を「自分の女」的な扱いをし始めるという。

 

なぜこういう設定のものが多くの女性に受けるのか、未だに僕には理解に苦しみます。

ある日突然「自分の女」的な扱いをすることが許されるのは「ただしイケメンに限る」の典型としか思えず…。

 

「映画や漫画はファンタジーなんだよ!」と言われてしまえばそれまでなのですが、漫画はともかく、(実写の)映画には僕は「現実にありえるかどうか」が重要な評価基準なので、「ファンタジー」を感じてしまうと、一気にその作品への熱が冷めてしまうのです。

 

今回のような恋愛ものでも、「パリ、ただよう花」の方が、翻弄されっぷりとか、うまくいかなさとかがリアルに感じられて好きです。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2016年に観た映画ランキング

 

1 「セッション」 2 「脳内ポイズンベリー」 3 「娚の一生」 4 「荒川アンダーザブリッジ」