映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ブルックリンの恋人たち」

映画を観るときはいつも、公開に合わせた書評を読んで気になった作品をメモし、レンタルが開始されるとリクエストに登録し、そして送られてくる、という流れなので、最初どういう書評を読んで気になったのか、かなり忘れています。

今回の作品は、多分、制作にアン・ハサウェイが入っていて、それに関しての書評を読んで気になったのだと思います。

 

ブルックリンの恋人たち(字幕版)

 

最近観ている映画はたいてい120分くらいを標準としたものなので、この作品は86分と短めです。

 

弟が交通事故に遭ったのをきっかけに帰国し、弟が好きだった歌手と交流していくというもの。

交流していくというか、恋人の関係になっていくのですが、相手が歌手というので、少し「はじまりのうた」のような、歌でみせる場面があるのを期待しました。

が、2人が会ってギターを弾いて歌う場面などはあるものの、歌をみせるというような場面はあまりなく、その点でちょっと期待外れでした。

 

そもそも、主役のアン・ハサウェイが最初どこにいたのか、なぜこんなに長い間弟の看病を出来るのかも観終わったあとで調べて分かったというくらい、ディティールに関しての説明(言葉がなくても想像出来たり)が足りないかな、と感じました。

ストーリーも、当然この2人が引かれ合っていくのだろう、という展開でしたし、弟も最終的に昏睡状態から脱して目を覚まし、時の流れのゆったりさは心地良い感じがするものの、ストーリーもそのゆったりさが影響しているのか、見せ場を感じられませんでした。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2016年に観た映画ランキング

 

1 「セッション」 2 「ブルックリンの恋人たち」 3 「脳内ポイズンベリー」 4 「娚の一生」 5 「荒川アンダーザブリッジ」