映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

TSUTAYAディスカスで割と安く、そして簡単にレンタル出来るということに気づいたので、自分が目にした書評で気になった映画だけでなく、2015年のおすすめ、みたいなものを探してみようと思いました。

「映画」「ランキング」「2015」みたいな感じで検索してみて、このランキングがなかなか良かったです↓

 

2015年上半期に観た映画ランキング おすすめベスト15(なつみ憂のブログ)

 

この中で観たことのある映画が少ししかなかったので、(さすがに全部ではなく)気になったものを借りてみようということで、まずは第一位になっていた映画を借りてみました。

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました [DVD]

 

この映画、上にあげた参考にしたブログで一位になっている通り、とても良い映画でした。

 

ストーリーとしては、有名レストランでチーフシェフをしていた主人公カールがオーナーと揉めたり、有名ブロガーにケンカを売った結果クビに。

ケンカの様子がネットで拡散された結果、有名なシェフだったにもかかわらず誰も雇ってくれず途方に暮れていたのだけれど、元妻の仲介で、(元妻の元夫から)フードトラックを手に入れ、息子パーシーと前のレストランで同僚だったマーティンと3人で営業を開始すると、たちまち評判を呼び始め…、というもの。

 

若干ネタバレしますが、クビになったのもSNSが原因で、そして、評判を呼び始めるのもSNSという流れも良かったですし、何より、「元」妻であっても、人生の苦難にあっている相手を支えようとする姿はとても良いな、と思いました。

最初はもちろんクビになってしまうのですが、悲壮な感じは全くなく、フードトラックで売り始めるのが元妻の出身地マイアミから始まり、義父のソウルフードであるキューバサンド、そして、マーティンもスペイン語を話すなど、ラテン要素があるのも良いのかも知れません。

 

それに、キューバサンドを売る、ということもそうなのですが、三つ星レストランで出てくるような滅多に食べられないような食事ではなく、日常のありふれたものをいかに充実させるか、というところが良いです。

勝手な解釈ですが、これは、人生とも絡んでいるのかな、と。

すごく有名になることだとか、みんながあまり手が出ないような成功を収める人もいるかも知れないし、そういう時もあるかもしれないけれど、もっと大切なのは、目の前にある、日々の生活をどうよくしていくか、という、そういうメッセージもあるのかな、と。

 

食事って誰もが摂るものだから、子どもでもどんな文化で育ってきた人出も十分楽しめるんじゃないかな、と思います。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★★

 

2016年に観た映画ランキング

1 「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」 2 「セッション」 3 「アクト・オブ・キリング(劇場公開版)」 4 「シンプル・シモン」 5 「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」 6 「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」 7 「サンバ」 8 「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」 9 「デビルズ・ノット」 10 「不機嫌なママにメルシィ!」

 

11 「さよなら歌舞伎町」 12 「ブルックリンの恋人たち」 13 「龍三と七人の子分たち」 14 「脳内ポイズンベリー」 15 「娚の一生」 16 「荒川アンダーザブリッジ」