映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「惑星のかけら」

今回も、Amazonプライム・ビデオ(プライム会員だと無料で観られる)で観た映画です。

ちょっと前までは、映画はテレビ画面で、と思っていたのですが、最近は、ノートパソコンやiPadで観るようになりました。

テレビ画面の方が大きいし、見やすいのですが、テレビを使う利便性よりも、ノートパソコンやiPadの利便性が上回ってきました。

ということで観たのはこの映画です↓

 

惑星のかけら

 

Amazonのレビューだと評価が高かったので観てみました。

調べてみると、「ポルノチック」という3人の女性監督のシリーズの一つだということです。

 

ポルノチック(公式サイト)

映画「ポルノチック」公式ページFacebook

 

「ポルノチック」というシリーズ名ですが、いわゆるラブシーンは最後ちょっと出てくるだけなので、欧米の(ファミリー向け以外の)映画だとこの位はどんな映画にも出てくるような感じでした。

なので、ことさら「ポルノチック」と言って、それを前面に出されると、ちょっと違う気がしました。

 

内容は、以前暮らしていた家があった空き地周辺でぶらぶらする少女(和希)と元恋人のあとをつける三津谷が渋谷の街で出会い、1日(といっても夕方から明け方まで)を共にするというもの。

 

和希が何でぶらぶらしているのかも最初いまいち分からなかったり、三津谷の行動が明らかにストーキングで、その元恋人もその行動はとても魅力的には感じられなかったので、映画の内容に入り込むことが出来ませんでした。

 

映画の中で気になったというか目にとまったのは、三津谷がナルコレプシーのような症状を示していたこと。

観終わった後、公式サイトの作品情報を観てみたら、三津谷はナルコレプシーであると書いてありました。

 

ナルコレプシーWikipedia

 

ナルコレプシーの描き方に不快感は抱かなかったのですが、本当にこんな感じで寝ちゃうのかな?とは思いました。

入眠の仕方、覚醒の仕方が不自然に自分には見えてしまって、(ナルコレプシー罹患率が日本が一番高いとは言え、身近で見てきたわけではないですが)そのことがどうしても気になってしまいました。

三津谷がナルコレプシーでも良いのですが、なぜその場面でナルコレプシーの症状が出るのか、逆になぜ他の場面では出ないのか、全くよく分かりませんでした。

 

また、和希が最終的に三津谷とセックスするのもよく分かりませんでした。

最初、そういう関係になりそうだった男性とは「えっ?なんでそうなるの?」みたいな感じだったのに、何故三津谷となら良かったのか。

夕方(夜?)から行動を共にしていたとしても、最初の男性との「えっ?」はどこにいってしまったのか。

短い映画だったこともあり、いろんな状況や登場人物たちの心情がよく分からないまま終わってしまいました。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2017年に観た映画ランキング

 

1 「この世界の片隅に」 / 2 「 愛しき人生のつくりかた」 / 3 「花様年華」 / 4 「EDEN/エデン」 / 5 「17歳」 / 6 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) 7 「あと1センチの恋」 / 8 「惑星のかけら」