三ッ峠山(2016年11月中旬)
11月、紅葉シーズンも最後かな、ということで、今までで一番遠出をしてみました。
向かったのは、河口湖周辺の三ッ峠山。
(今回は特に写真が多めになっています。)
河口湖畔の天上山はカチカチ山の舞台となったという言われがあるらしいのですが、そこのカチカチ山ロープウェイが三ッ峠山の登山ルートを公開しています。
三ツ峠の魅力を満喫!!スタンダードな登山コース(河口湖天上山公園 カチカチ山ロープウェイ)
ルートや時間はこの登山ルートで分かるのですが、携帯する地図としては不十分なので、今回も国土地理院のサイトで作成した者を持っていきました↓
家からは池袋に向かい、そこから高速バスで河口湖駅へ↓
池袋から河口湖駅までは約2時間。
河口湖駅前にはレトロな電車が↓
駅舎と周辺景色を統一しているのが好印象でした。
富士急はトーマスのラッピング電車を走らせているのでトーマスと、ここにも「ヤマノススメ」が↓
駅前は閑散としていますが、しっかりとした比較的新しめの案内図も↓
まずは舗装路を歩いて、登山口へ向かいます↓
富士山がきれい。つい色んなところで撮ってしまいます↓
明確な登山口はイマイチ分からなかったのですが、すでに登山コースに入っている模様。
「信仰の山」という意味がこれから徐々に分かってきます↓
と、その前にとても綺麗な紅葉↓
川沿いに紅葉並木が舗装されていて、ここだけでも来る価値がありました↓
(ちなみにここまでは車でも来られます)
まだ舗装道路を登っている途中にも、紅葉が↓
ここからがいわゆる登山道ということになるのでしょうか。
登山道すぐには「だるま石」↓
ちょっと休憩しつつ、登ってきた方向を見ると富士山が↓
山頂までの登山道には修験道としての歴史があるとのことで史跡がポイントポイントにありました。
「愛染明王塔」↓
「不二石」↓
「空胎上人の墓」↓
「八十八大師」↓
家を出てからすでに5時間以上かかっていたので、今回は山頂に着く前に昼食を取り、山頂を目指し歩き始めると、ようやく山頂が見えました↓
山頂が見えたものの、ここからが少し難所。
登山道が崩れていたり↓
戦前からロッククライミングが行われていたという屏風岩を迂回し山頂を目指します。↓
写真では見えにくいかも知れませんが、この日もロッククライミングをしている人たちがたくさんいました↓
ここまで来て後ろを観ると遮るもののない富士山が↓
山頂までの最後はかなりの急登ですが、下りてくる人たちが「あと少しだから頑張って」と言ってくれました↓
やっと開けた!、と思ったらまだ登ります。
整備されていたのは、NHKの電波塔が山頂にあるからでした↓
ようやく山頂に到着!(逆光失礼…)↓
富士山とこれから下山する尾根(右手前)
こんなに分かりやすい(よく見える)尾根もなかなか無いような気がします。↓
帰りのバスも予約してあるので、登頂の余韻に浸ることなく下山開始↓
登り道にはあまりすすきは見られませんでしたが、下り道ではすすきが見られました。
すすきと富士山も良いです。↓
行きのルートほど紅葉は見られなかったものの、黄に染まった葉が↓
1本だけ真っ赤な紅葉↓
「カチカチ山はまだなのか?」と思い始めていた頃、ようやくカチカチ山(天上山)へ到着。
ロープウェイで登る事が出来るので、カチカチ山山頂は観光客でごった返していました。
歩いて下山することも考えましたが、ロープウェイが割とスムーズに動いていたので(増便していたので)、並んで待ち(15分くらい?)ロープウェイで下山↓
ロープウェイから見る河口湖もなかなか良かったです↓
河口湖畔駅(ロープウェイ)には狸とうさぎが↓
いつもならここで日帰り温泉へ、というところですが、バスまでの時間がそこまでなかったので、温泉に寄ることはせずにバスが出る河口湖駅へ向かいました↓
今回歩いたルートはこんな感じです↓
最初の方(道路を歩いていたとき)でルートを間違えてしまい1回引き返しています。
「おかしいな?」と思ったら引き返すというのはやはり重要ですね。
標高差はこちら↓
累計高度が1300m以上なので、多分今まで登った山の中で一番高かったと思います。
ちなみに、帰りのバスですが、予定時刻通りに河口湖駅を出たものの、中央道が渋滞しており(事故が少なくとも3つありました)、帰りの時間は予定より2時間近くかかりました。
行楽シーズンはこのバスの遅延も少し頭に入れておきたいなと思います。