映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『悟りパパ』

昨日、諦めるとか悟るとか書いて、そういえばこんな漫画があったなと思い出しました。

 

悟りパパ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

元々インターネット上で公開されているもので、それを単行本にまとめた作品です。

 

悟りパパとなりのヤングジャンプ

 

「悟り」、ということで思い出しましたが、この作品の主人公である悟りパパは「専業主夫」でした。

妻が会社勤めで、ある日悟りを開いたパパが家事・育児を担い、一人息子で小学一年生の梵(ぼん)さんとの日常が描かれています。

 

悟りを開いているために物欲がなく、買い物に行っても「私は何もいりません」と何も買わない。

それだと、さすがに家族が困ってしまうこともあり(着ているものが古くなってきたとか)、家族が知恵を絞ってプレゼントを悟りパパに受け取ってもらったり。

ほのぼのとした日常ですが、その中に悟りパパが仏の教えを入れてくれます。

 

まぁ、漫画ですし、楽しんで読めば良いのですが、ちょっとだけ突っ込みを入れると

「会社は解脱できても、家族は解脱できませんから」

という発言があって、それを前提にこの物語があるのですが、本当に悟ったら家族も解脱出来るはずじゃ?と。

 

それを言ってしまうとさすがに物語の前提が崩れてしまいますし、それよりも、悟ったはずのパパが梵さんの願いで「第二子」を授かろうとするのか、そして実際に授かるのか、という点で、今後の話を楽しみにしています。