映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「スプリング・ブレイカーズ」

Amazonプライムビデオ(プライム会員だと無料で見られる)で表示され、レビューは少ないものの評価が高かったので見てみました。

 

スプリング・ブレイカーズ(字幕版)

 

内容は、女子大学生4人の春休みの様子を描いたもの。

 

そもそも、アメリカに春休みがあることを知らなかったのですが、その春休みにハメを外すというのは、よくあることなのでしょうか。

お金を貯めて春休みを満喫したいだとか、実際に水着姿でいる様子をみると、日本での夏休みを海辺で過ごしたという感じに見えました。

 

お金がなかったものの、強盗をしてお金を稼ぎ、無事に(?)春休みを過ごすことになった4人。

そこで酒を飲みまくり、マリファナを吸い、コカインも吸う、とハメを外しまくります。

そして、それも(やはりというべきか)警察に捕まり、終了。

保釈金を払えば保釈するということを言われますが、そんなお金もなく。

と、何故かそこのギャングの一頭が保釈金を払ってくれます。

何か裏があるのでは?と不審に思い、おびえる1人は帰っていくものの、残り3人は残り、敵対するギャングの一頭との抗争に巻き込まれたり…。

 

結局最後まで何故保釈金を払ってくれたのか分からなかったし、見返りとして性的な要求があるのかと言えばそんな感じでもなく、とりあえずバカなお祭り騒ぎが終始続きます。

 

僕自身の大学生時代に、サークルとか、こういう若気の至りでハメを外す的な人たちともかなり疎遠だったからか、楽しそうにも見えませんでした。

 

4人のうちの1人をセレーナ・ゴメスが演じていたのですが、その役どころはハメを外すグループにいつつも敬虔なクリスチャンという役柄。

でも、この敬虔なクリスチャンである、ということはこの映画に必要だったとは全く思えず、もやもやし、そして、セレーナ・ゴメス自身も早々に帰ってしまい、その後一切出て来ません。

 

まぁ、色んな意味で、色んな場面でこちらの予想を裏切る展開があるので、そういう意味では面白いのかも知れませんが(ラストもまさかの「ディーパンの闘い」的展開)、「それで?」と思わざるを得ない映画でした。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★☆☆

 

2017年に観た映画ランキング

 

1 「さとにきたらええやん」 / 2 「この世界の片隅に」 / 3 「シチズンフォー スノーデンの暴露」 / 4 「帰ってきたヒトラー」 / 5 「ミッドナイト・イン・パリ」 / 6 「her/世界でひとつの彼女」 / 7 「REDリターンズ」 / 8 「 愛しき人生のつくりかた」 / 9 「ディーパンの闘い」 / 10 「花様年華」

 

11 「EDEN/エデン」 / 12 「17歳」 / 13 「愛とセックス」(Sleeping With Other People) / 14 「あと1センチの恋」 / 15 「海難1890」   16 「ロング・トレイル!」 / 17 「ワールド・ウォーZ」 / 18 「惑星のかけら」 / 19 「麦子さんと」 / 20 「カケラ」

 

21 「スプリング・ブレイカーズ」 / 22 「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」