映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

扇山・百蔵山(2017年4月中旬)

3月の終わりに中央自動車道を通る機会があり、その時に「キレイだなぁ」と思い、帰ってから登れるかどうかを調べたところ、登れそうだったので行ってきました。

「キレイだなぁ」「登ってみたいなぁ」と思った山はいくつかあり、その中で、自宅からのアクセス、山のコース、難易度などから、今回は扇山と百蔵山を縦走するルートにしてみました。

扇山単独、百蔵山単独のコースマップは見つかったのですが、2つを一緒に登るコースマップは見つけられなかったので(登った人の記録はけっこう出て来たのですが)、いつものように国土地理院でコースマップを作り、印刷し、持っていきました↓

扇山・百蔵山0001

まずは、地元駅から新宿駅に向かい、そこから京王線高尾駅へ。

高尾駅から中央本線に乗り換え、鳥沢駅へ。

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鳥沢駅を出て、道路を渡ったバス停で「梨ノ木平」行きのバスに乗りました。

(土日祝日のみ鳥沢駅からハイキングバスが9時に出ています。)

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梨ノ木平バス停までは15分弱で到着し、バスを降りたところ、登山口にはトイレもありました。

ということで、準備運動をしてから山登り開始。

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最初はそんなに傾斜がきつくないかな、と思ったのですが、それなりに傾斜があるようで、後ろを振り返ると遠くに富士山が見えました。

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ここで面白いなと思ったのは、標高による植生の変化がくっきりわかったことです。

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1000mくらいのところから急に植生が変わりました↓

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扇山山頂(1138m)に到着。

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晴れていたので、とても気持ちの良く、眺望も秀麗富嶽十二景の六番山頂とのことで富士山がとてもキレイに見えました。

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扇山山頂までは割と早く着き、お昼ごはんにはまだまだ早かったので、そのまま百蔵山へ向かいます。

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1回少し下るのですが、足場が少し悪いところもありました。

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少し下ったあとはまた登ります。

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百蔵山山頂近くから見た扇山↓

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わずかですが、桜の花も残っていました。

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百蔵山山頂(1003m)に到着。

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この百蔵山も秀麗富嶽十二景の七番山頂になっており、ここでも富士山が綺麗に見えました。

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山登りをはじめるまで富士山にそこまで興味はなかったのですが、やはり富士山はいつ見ても良いなと思い、見えるとなんだか嬉しくなります。

富士山だけでなく、その前景部分も含め、とても綺麗だなと思います。

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ということで、下山していきます。

途中分岐もありますが、標識が立っているので間違えることはありません。

今回は猿橋に向かいます。

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山道を終えるというところにも桜が綺麗に咲いていました。

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舗装道に出ましたが、ここでもまだ綺麗に富士山が見えました。

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大月市総合グラウンドは立派な桜に囲まれていました。

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時間に余裕があったので、温泉に行きました。

湯立人鉱泉大月市観光協会

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ホントにここなのだろうか?と心配になり伺っていると、男女5人組のグループも来たので、一緒に入りました。

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中のお風呂はこんな感じです。

今回は左側が女性ということだったのですが、のぞき込もうとしなくても女性側のお風呂場が見えてしまうという感じでした。

湯船も小さめでしたが、元々は民宿だったようで、それがよく分かる感じでした。

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お風呂自体は男5人だったのと、僕だけ1人で他の方はグループだったので、そそくさと退散。

でも、ここのご主人の女性がとても親切にして下さり、富嶽のことや、猿橋でこの日お祭りをやっていることを教えて下さいました。

ということで、せっかくなので猿橋を観に行くことにし、猿橋へ向かいました。

途中、翌月には子どもの日だからか、鯉のぼりではなく、名前の書いてある立派なのぼりが立っていたり、

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ここでも桜がまだ綺麗に咲いていました。

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お祭りだからか、「出世大神」と書かれたのぼりもかかっていました。

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日本三奇橋の1つである猿橋に到着。

お祭りの日だからか、レッドカーペットが敷いてありました。

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甲斐の猿橋 | 大月市観光協会

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お祭りの様子

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猿橋から猿橋駅に向かって歩いていると、山車が出るところに出くわしました。

よく見てみると、猿橋ということで、お猿さんの格好をした人たちが山車をひいていました。

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猿橋駅に到着。

ここからは行きと同じで高尾駅に向かい、そこから京王線新宿駅に向かい、地元駅に戻りました。

ちなみに春で陽気が良かったので、高尾駅からでは電車で座れなそうだったので、高尾山口駅まで1つ戻ってから座って新宿に向かいました。

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今回の計測結果です。

ゴール間近でくねっと迂回しているのは温泉に立ち寄ったからです。

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累計高度は登りが約940m、下りが約1280m。

下りの方が多かったようで、悪路はありませんでしたが、トレッキングポールを持っていけばもっと楽になったかな、と思いました。

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今度は、まだ登っていない富嶽十二景の内の十景にも挑戦してみたいと思います。