明神ヶ岳・明星ヶ岳(2017年5月上旬)
ゴールデンウィーク中に山に登ってきました。
ゴールデンウィーク中は混んでいそうということで見送ろうかと思ったのですが、前週に天候が読めず行けなかったので(結局行こうとしていた日は大丈夫で、次の日が荒天)、行ってきました。
結果としては後述するように前週に行っていた方が良かったかも、と思うほどに途中から天気が崩れていきました。
登ったのは、箱根の古期外輪山、明神ヶ岳(1169m)と明星ヶ岳(924m)です。
ルートは愛用しているガイドブック(『日帰り山あるきベスト130 関東周辺』)に載っていたのですが、国土地理院のサイトから地図を作成して持っていきました。
今回行きに使った交通手段はバスです。
東京駅から出る箱根行きのバスで、金時登山口に停まり、更に電車よりも安いのでこちらを選びました。
ということで、東京駅に向かい、8時20分東京駅発のバスに乗り、金時登山口へ。
ゴールデンウィークだったものの、後半だったこともあり、ほぼ定刻通りに到着しました。
バス停の目の前がコンビニだったので、買い物にも便利でしたが、僕は必要なかったので、準備体操をしてから山登りを開始しました。
別荘・保養地になっている舗装された一画を通って、登山口入口へ。
途中までは金時山へ向かうコースと同じ道をたどっていきます。
登山口からは山道になり、最初は晴れていたのでとても気持ちよく登ることが出来ました。
上のようなごつごつした岩や石がある道は少なく、殆どはこんな感じの藪に囲まれる道でした↓
金時山との分岐をまっすぐ進みます。
「ハチ注意」の看板が。
僕はハチが怖いのでかなりビビりましたが、ハチの姿は一度も見かけませんでした。
金時山。
まだこの時は雲が少しあったものの、晴れていたのですが…。
眼下に見える箱根の街。
何か雲行きが怪しくなってきました。
雨も降ってきて、風も強かったので、明神ヶ岳の山頂で昼食を取ることはまず無理だろうと判断し、風と雨を遮ることが出来たこの場所で昼食を取りました。
雨は殆ど気にならなかったものの、すごい風で、景色を楽しむことは出来ませんでしたが、下を見ると花がちらほら咲いていました。
雲で目指すところや周りの景色が見えないのは、味気ないものなのだな、と思いつつも山頂を目指します。
明神ヶ岳山頂に到着。
この写真ではよく分からないと思いますが、ものすごい風で、雨というより砂が当たって痛かったです。
ということで、ガスっていて何も見えず、砂が痛いのでそのまますぐに明星ヶ岳を目指します。
明星ヶ岳までの道には立派な山桜(?)の木があり、まだ花が残っていました。
一番ひどい状況は脱したようで、少しずつ天気が回復してきました。
でも、まだこんな感じでしたが。
この分岐をまっすぐ進み、しばらくすると明星ヶ岳に到着です。
で、明星ヶ岳で少し休憩をしようと思ったところで、トレッキングポールが1本無いことに気づきました。
このまま下山するか一瞬悩んだのですが、(写真を撮ることも忘れ)すぐに引き返しました(30分くらいかかって来た行程を20分くらいで引き返しました)。
明神ヶ岳から明星ヶ岳に向かう途中にあった下りの岩場で落としたようでした。
ということで、再度この分岐に来て、今度はここから右の道を通って下って行きます。
ここからはもう険しい道はなく、あってもこの位でした。
下山が近づくころには天気もかなり落ちついてきていました。
無事下山です。
帰りは、宮城野バス停から小田原行きのバスに乗りました。
が、ゴールデンウィークということで、箱根湯本に着くまで1時間半以上かかるという大渋滞だったため、箱根湯本で降り、そのまま電車に乗って帰ってきました。
帰りがかなり大変なことになりましたが、それでも行きにバスでゆっくり行けたので、ぐったりすることはありませんでした。
結果的に宮城野バス停近くにある温泉(勘太郎の湯)に行かなくて正解でした。
帰るのが遅くなりますし、風呂に入ったのに、長時間バスと電車に乗ることになったので。
ということで、今回の実測です。
トレッキングポールを落とし、引き返し、そこから下山したので、予定とは違うコースを通っています。
(計画では宮ノ下バス停からバスに乗って帰る予定でした。)
標高差は今回は下りの方が200m近く多いという、僕の経験では今までにない道程になりました。
東京駅からバスがとても便利だったので、帰りをもう少し改善されれば(ゴールデンウィークなどで混雑していなければ)、また箱根近くの山に挑戦したいと思います。