映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

『本当は秘密にしたい 料理教室のベストレシピ』

もう何年もレシピはネットで検索していましたが、久しぶりにレシピ本を買いました。

本当は秘密にしたい 料理教室のベストレシピ

料理を作るのは好きというか、全く負担を感じないのですが、最近料理が固定されているような気がしてきていました。

ネットで検索しても、大体同じようなものになってしまうというか。

「ネットで流行ったものを寄せ集めているレシピ本ではなく、何か今の自分に合ったレシピ本がないものか。」

そんなことをぼんやりと考えていた先日、絵本作家のヨシタケシンスケさんのサイン会で大きな本屋さんに行きました。

その時にちらちらっとレシピ本を眺めていたら、とても良さそうだったので思い切って買ってみました。

「料理教室のベストレシピ」ということで、ある程度オリジナルなものやオリジナリティがあるレシピもあるのですが、やはりベストというだけあって、基本的なものが多くなっています。

僕にはこの「基本的でありながら、少しオリジナル」というところがすごく良いなと思いました。

家事をするようになって料理をほぼ毎日していますが、結局これまで基礎を学ばずに過ごしてきてしまいました。

かといってこれから料理教室の初級者向けに行くのも、多分僕が求めている「基礎」とは違う。

出汁の取り方や魚の裁き方、あるいは包丁の手入れなどの基礎が学びたいとは思っているのですが、この本にもある程度それらが載っていることも良いな、と思う理由です。

ところで、この著者は今話題の「自由学園」の卒業生でした。

僕は最近まで自由学園のこのような料理面での貢献を知らなかったので、とても新鮮に感じています。