映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ベイビー・ドライバー」

ベイビー・ドライバー (字幕版)

 

映画『ベイビー・ドライバー』 | オフィシャルサイト

 

作品データ映画.comより)

原題 Baby Driver

製作年 2017年

製作国 アメリ

配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

上映時間 113分

映倫区分 G

 

ストーリー(オフィシャルサイトより)

ベイビー(アンセル・エルゴート)。その天才的なドライビング・センスが買われ、組織の運転手として彼に課せられた仕事―それは、銀行、現金輸送車を襲ったメンバーを確実に「逃がす」こと。子供の頃の交通事故が原因で耳鳴りに悩まされ続けているベイビー。しかし、音楽を聴くことで、耳鳴りがかき消され、そのドライビング・テクニックがさらに覚醒する。そして誰も止めることができない、追いつくことすらできない、イカれたドライバーへと変貌する―。

組織のボスで作戦担当のドク(ケヴィン・スペイシー)、すぐにブチ切れ銃をブッ放すバッツ(ジェイミー・フォックス)、凶暴すぎる夫婦、バディ(ジョン・ハム)とダーリン(エイザ・ゴンザレス)。彼らとの仕事にスリルを覚え、才能を活かしてきたベイビー。しかし、このクレイジーな環境から抜け出す決意をする―それは、恋人デボラ(リリー・ジェームズ)の存在を組織に嗅ぎつけられたからだ。自ら決めた“最後の仕事”=“合衆国郵便局の襲撃”がベイビーと恋人と組織を道連れに暴走を始める―。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★☆

 

感想

11月始めに飛行機に乗る機会があり、そこで見ました。

ラインアップの中、日本語字幕や吹き替え版は限られていて、以前から見たいなと思っていた作品はことごとく字幕版がなく、基本的に読書していたのですが、この作品は他の人が見ていて興味が沸き、つられてみてみました。

 

その後に(悪い意味で)時の人となった、ケヴィン・スペイシーが相変わらずの底知れないダークな役柄を演じていて、本当にとても上手いなぁ、と感心しました。

 

ストーリーについては、オフィシャルサイトでは、耳鳴りが聞こえるから、ということが書いてありましたが、それはよく分かりませんでした。

何かの事情があって音楽を聴いていて、聞き続けていないとうまく運転できない。

違う言い方をすれば、音楽を聴いていればうまく運転できる。

 

好きな女性、大切にしたい人物と出会い、二人で生きるためにも、最後の仕事にしようとする、という流れは、何となくありふれた感じがしてしまいますが、アクションシーンも良く出来ていて、楽しめました。

 

ベイビーには一緒に暮らすおじいさん(ジョセフ)がいて、その方とは手話を使って会話したり、そもそも肌の色が違うので、加須君だろうけれど、どういう関係なんだろうか、と想像を膨らませるのが、本筋とは違う部分で面白みを感じた部分でした。

 

続編が検討されているということなので、その部分も何かしら明らかになったり、物語に絡んできたら面白いなと思います。