映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

伊吹山(2017年8月上旬)

半年くらい前の山登りになりますが、青春18きっぷを使って、普段行けない遠くの山へ行ってみることにしました。

百名山の中でも難易度が高くなく、駅から歩いて行ける、ということで、絞り込んだのが滋賀県伊吹山

伊吹山ドライブウェイ

夜行列車のムーンライトながらが運行している日だったのですが、この日程なら行けるな、というのが分かった時にはすでにきっぷは売り切れ。

でも、たまたまメルカリであまり正規と変わらない値段で売られていたので、それを買い、ムーンライトながらで向かい、伊吹山に登った後、その日の内に帰ってくるという、0泊2日の予定で行ってきました。

ということで、まずは、家族が寝た後に家を出て、東京駅へ。

定刻通りに東京駅を出発し、そのまま大垣駅へと向かいます。

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ちなみに、以前ムーンライトながらに乗ったのは僕が高校生の時で、その時は指定席制ではなかったような気がするのですが、指定席で、(車内は終始電気が付いているとは言え、それさえ対策していけば)すごく快適な車内環境でした。

予定通り5時50分に大垣駅に到着。

多くの乗客はここからダッシュで次の電車に乗り換えていきましたが、僕はとりあえず大垣駅で朝食を取りました。

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さて、ここから山に向かうのですが、とりあえず持っていった地図はこちら。

ハイキング用の簡単なものと、

伊吹山a

国土地理院のサイトからルート地図を作って持っていきました。

伊吹山0001a

大垣駅から東海道本線に乗って、近江長岡駅へ。

最初はバスを待つつもりで大垣駅でもゆっくりしていたのですが、駅から歩いても大丈夫そうな距離だったのと、ゆっくり過ごしていてもバスの時間までかなりあったので、歩いて行くことにしました。

(なので、上に載せた自分で作った地図はバス停から登るルートになっています)

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伊吹山に向かって歩いて行くと、ちょうど新幹線と重なるところがありました。

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伊吹山へ向かう道の一部は、「伊吹せんろみち」ということで、整備されていました。

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「伊吹せんろみち」も鉱山から敷かれた線路跡とのことでしたが、今でも伊吹山は鉱山として主に石灰石を取っているとのことで、鉱産会社がありました。

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やっと大きな看板が。

ここまで来れば登山口まであと少し。

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登山口麓にある三之宮神社。

とりあえず、山と度の無事を祈って手を合わせてから登山口に向かいました。

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伊吹山では、協力金ということで、この小屋の中にいる方に300円渡し(下山時には閉まってましたが…)、その代わりにパンフレットが渡されました。

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登山届提出箱もあったので、記入してから登ります。

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伊吹山登山道入口。

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最初はガレ道が結構続きます。

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開けた所に出た、と思ったら、山荘がいくつかあり、丁度夏休みの期間だったので、学生だと思われる若者たちがたくさんいました。

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山荘には用事はないので(売店みたいなものもまだ朝早く開いていませんでした)、そのまま登っていきます。

よく整備されていて、○合目、という看板が毎回立ててありました。

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3合目付近から振り返ると、琵琶湖が見えました。

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でも、伊吹山の山頂はまだまだ遠くに。

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かつて運行していたというロープウェイ乗り場一帯は開けていて、色んな植物を育て、保護しているようでした。

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植物に詳しくない僕にはありがたい看板です。

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夏真っ盛りでしたが、咲いている花も結構ありました。

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5合目。

手前には小屋があり、ここで休憩を取れます。

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段々と周りには大きな植物はなくなり、山道の雰囲気も変わっていきます。

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6合目避難小屋。

中を覗いてみましたが、かなりきれいな避難小屋でした。

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ここから登ってきた方を振り返ると。

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結構岩がごつごつした道に。

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名前は分かりませんが、たくさん咲いていた小さなお花。

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もう少しで山頂、という時にかなりガスって来ました。

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ガスっている箇所を抜け、山頂に到着!

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山頂にも小さな神社が。

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そして、日本武尊

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山頂標識。

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伊吹山の山頂へは、車でもアクセス出来、山頂には植物がたくさん咲いていて、上の日本武尊のように、ゆかりのある神の像などがいくつもありました。

阿弥陀菩薩。

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こちらもたくさん咲いていてキレイだったお花。

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登ってきた方を眺めると。

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山頂で昼食を取り、そのまま同じルートで下山しました。

時間もあったので、5合目から分かれている違うルートで下ろうと思ったのですが、5合目の小屋の方によると、殆ど誰も通っていないのでやめた方が良いとのことだったので、計画通り、行きと同じルートにしました。

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登山道入口の三之宮神社で帰りのバスの時間を見ると、早く下山しすぎたのか、かなり時間があったので、また近江長岡駅まで歩く事にしました。

ですが、この日は本当にどんどん気温が上がり、駅まで歩く中が一番汗だくになりました。

僕が下山中に登ってきた人たちがかなりつらそうだったのですが、麓はさらに気温が低く、太陽の日を遮るものもないので、かなり暑かったです。

けれども、とりあえず無事に近江長岡駅に到着。

早めに下山できたこともあり、電車を乗り継いで、無事にこの日の内に帰宅することが出来ました。

新幹線・特急に乗らずとも片道7000円かかるところ、往復5000円ほどで済ますことが出来ました。

ということで、今回の実測ルートです。

登山道入口から駅までは違う道を通っていますが、登山道は往復同じルートです。

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往復で20kmくらい歩き、距離も高低差もそんなに厳しくはなかったのですが、気温の上昇と日差しの強さが結構厳しかったです。

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0泊2日でしたが、体力的には後々にまで響くということはなかったので、また青春18きっぷの時期にこういう、遠出の山登りに挑戦してみたいと思います。