映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

われらが背きし者

一人で暮らすようになったので、同居人が契約していたTSUTAYAディスカスがなくなり、レンタルの新作映画が見られなくなってしまいました。

映画館からも遠くなってしまい、節約の面でも新作映画はあまり見られないな、と残念に思っていました。

そうしたら、先日、Amazonのウォッチリストに入れていた作品がいくつかプライム対象になっていました。 

今回は、そんな中の一つです。  

 

われらが背きし者

 

映画『われらが背きし者』公式サイト

 

作品データ映画.comより)

原題 Our Kind of Traitor
製作年 2016年
製作国 イギリス
配給 ファントム・フィルム
上映時間 109分
映倫区分 PG12

 

ストーリー(公式サイトより)

ロッコでの休暇中、イギリス人の大学教授ペリーとその妻ゲイルは、偶然知り合ったロシア・マフィアのディマから、組織のマネー・ローンダリング資金洗浄)の情報が入ったUSBをMI6(イギリス秘密情報部)に渡して欲しいと懇願される。突然の依頼に戸惑う二人だったが、ディマと家族の命が狙われていると知り、仕方なく引き受ける事に。しかし、その日を切っ掛けに、二人は世界を股に掛けた危険な亡命劇に巻き込まれていく…。

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★☆

 

感想

話の内容としては、上に書いた公式サイトにあるストーリーのままです。

 

主人公のペリーとその妻ゲイルの関係はさめていて、やり直すために訪れたモロッコで、ロシア・マフィアのディマの騒動に巻き込まれる。

最初は偶然出会ったから少し頼まれたことをしただけだったのが、どんどん深く関わっていくのですが、MI6が上司の命令を背いて、数人で作戦を実行していくということや、民間人を巻き込む、作戦に協力してもらう、という流れは、リアルさに欠けるように感じました。

 

あと、冒頭や途中でも触れられたペリーとゲイルの関係ですが、ディマやディマの家族に協力していく、という流れで、2人の関係を振り返り見直していく、という内容がもっとあれば、良かったかな、と思います。

 

けれど、最終的には、冒頭から出てきていたあるモノが、なぜ度々出てきていたのか、ということがしっかりと物語として回収されていたのが良かったです。