「21グラム」
Amazonプライムビデオで観た映画です。
家のWi-Fi環境が十分ではないので、最近は実家に寄ったときに、iPadにダウンロードし、 家で時間のあるときに見ています。
作品データ(映画.comより)
原題 21 Grams
製作年 2003年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ・ヒューマックス
上映時間 124分
ストーリー
大学で数学を教えるポールは余命1か月と宣告され心臓のドナーを待つ日々。また、夫と二人の幼い娘と幸せな生活を送るクリスティーナ。一方、前科を持つジャックは、神への信仰を生きがいに妻と二人の子供と暮らしていた。だが、ジャックが起こした悲劇的な事故をきっかけに、出会うはずのない3人の運命が、思いもよらぬ結末へと導かれていくのだった。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆
感想
Amazonでの評価がそれなりに高かったので見てみたのですが、最初、物語がどういうことなのか理解するのに時間がかかってしまいました。
というのも、心臓移植を待つポールが、全く容姿の違う状況で出て来るので、ポールのいつのどんな状況なのか、ということを理解するのに戸惑ったからです。
時系列で映画が展開されるのではないく、最近の状況のものが冒頭に来て、途中に挟まれ、最後に来て、と、ポールや、ポールのドナーとなった夫と娘2人を亡くしたクリスティーナ、そして、事故を起こしたジャックのそれぞれが交錯するので、理解するのが難しかったです。
もちろん最後まで見れば、今までの出来事を時系列で自分の中で整理出来るのですが、ここまでごちゃごちゃに提示する必要はあったのだろうか、と少し疑問に思います。
けれども、出演者が、ポールをショーン・ペン、クリスティーナをナオミ・ワッツ、ジャックをベニチオ・デル・トロ、ポールの妻メアリーをシャルロット・ゲンズブールと、それぞれ安定感(という表現を遙かに超えている)のある俳優たちなので、それぞれの演技はとても素晴らしかったです。