映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

はじめての調停

先月末、家庭裁判所で調停が行われました。

 

調停に至った経緯としては、

・元配偶者が子どもたちを連れて家を出る。

・僕に対して、家(元配偶者父所有)から出て行くように元配偶者が宣告

・話し合いを提案し続けるが、元配偶者は拒否をし続け、不調に終わる。

・僕が家庭裁判所に調停申し立て。

こんな感じです。

 

元配偶者はまともな話し合いを未だに拒否し続けているのですが、大きな争点としては、僕と子どもたちとの面会と、財産分与についてです。 

 

調停申立書を提出してから、2ヶ月弱経った、先月末、ようやく一回目の調停が行われました。

 

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調停はもちろん初めての経験で、呼び出されたのは、平日の午前10時。

申立人(僕)と相手方(元配偶者)は別々の場所で待ち、僕は申立人待合室というところで待ちました。

 

待合室には、15人くらいの人が待っていて、ほとんどの人は2人組でした。

たぶんこれは、申立人と弁護士などの代理人だと思います。

僕は1人だったので、ちょっと心細かったです。

 

そして、10時頃になると、名前が呼ばれ、4人くらいが座れる机のある、小さめの部屋に入りました。

僕を呼んだ男性と、部屋に既にいた女性が調停委員とのことで、担当裁判官もいるとのことですが、いくつもの事件を担当しているので、今回は出席しませんでした。

 

最初に行われたのは、調停委員から、調停についての説明が行われました。

調停は裁判ではないこと、申立人、相手方どちらの味方でもないこと、話し合いを促す役割なので、何かを判断するということはないことなど。

 

調停委員から調停について説明を受けたあと、調停に至った経緯の説明を求められました。

大きな争点は、面会と財産分与についてであることを、僕は説明し、適宜調停委員から質問もはさみ、説明をしました。

これで大体30分。

 

申立人30分、相手方30分というのを2回繰り返す、というのが、調停の基本的な流れとのことで、僕はここで1度待合室に戻りました。

 

相手方(元配偶者)が呼ばれ、30分というはずだったのですが、50分くらい待ちました。

 

そして、もう一度調停委員に呼ばれ、2回目の話し合いです。

相手方からも経緯と争点を聞いたところ、視点の違いはあるものの、大まかには違っていないとのことをまず伝えられました。

 

その後すぐに伝えられたのが、次回調停日についてです。

相手方が、今後の予定がわかるものを持っていないとのことで、夏休みになるまで出られる確約が出来ないとのことで、通常1ヶ月後のところ、2ヶ月後の日程を示されました。

この際、「この日程で良いですか?」と聞かれたので、「もっと早くして欲しいと言ったらどうなるんですか?」と聞いたのですが、「相手方が出席してくれないと、調停にはならないので」と言われ、結局、僕には拒否権そのものがありませんでした。

調停が始まるまでに2ヶ月弱待ち、また2ヶ月かかるのは、イヤなのですが、拒否することも出来ないので、仕方なく受け入れました。

 

日程調整が終わり、次に伝えられたのが、次回調停までの「宿題」。

元配偶者が調停に至る前の話し合いを僕が伝えた際、財産分与するために、現状財産を示すように何回も伝えたのですが、一回も明らかにしませんでした。

そのため、調停委員からもこのような「宿題」が両者に出されたのでした。

 

財産分与については、「宿題」が提出された、次回調停以降に話し合うことになるので、面会についてですが、調停委員から伝えられたのは「相手方(元配偶者)は僕と子どもたちが面会することをむしろ望んでいる」とのことでした。

 

これにはおかしいと思ったので、少し反論をしておきました。

主夫として12年間過ごし、相手方(元配偶者)よりも子どもたちと過ごした時間が圧倒的に長く、家事のほぼすべてと、保育園や習い事の送迎、保育園や小学校からの呼び出しに応じていたのはほぼ僕であり、にも関わらず、突然子どもたちと引き離されたこと、そして、未だにちゃんと会えていないことを伝えました。

 

そんなことを話していたら2回目の時間も大体終わり、もう一度待合室で待ち、最後にもう一度呼ばれました。

 

最後に呼ばれた際に聞かれたのは、相手方(元配偶者)からの質問とのことで、「これはお金の問題ではない、と言っていたのになぜ調停で財産分与を求めるのかわからないので教えて欲しい」とのことでした。

これについては、何回も元配偶者に伝えていたので、はっきり言って「わからないということがわからない」とまず伝えました。

 

結婚生活(法律婚10年、事実婚2年)は、夫婦両者がいることによって成り立っているにも関わらず、破綻の原因をすべて僕にし、元配偶者が全く責任を感じていないということ、そのため、全責任を僕のせいにし、元配偶者が全く責任を感じず、責任を一切取らないつもりのようなので、目に見える形で、12年間で形成された金融財産を分割するということで責任が両者にあるということを明確にするために、財産分与を求めているということを説明しました。

 

結局、このような質問が元配偶者からこの場においても僕に来た、ということは、結局12年間に培われたもの(その中には子どもたちがいたり、金融財産があったりします)はすべて元配偶者だけの力によって出来たものだという認識なのだと思いました。

 

だったら、僕のこの12年間は何だったのでしょうか。

12年間、こうして、日々僕は元配偶者から軽んじられてきた、ということが、調停委員の前でも明らかになったので良かったと言えば良かったのですが、やはり怒りしか感じられませんでした。

 

こんな感じでは、次回調停時の「宿題」も正直に書いてくるのか、疑念を持たざるを得ませんが、まぁ、それはまだ起きていないことなので、次回調停を待ちたいと思います。

次回調停が終わったら、また報告したいと思います。