映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ピッチ・パーフェクト」

Amazonでの評価が高かったこと、また、どこかの書評で、触れられていたので、観てみました。

最初からこんなことを書くのはどうかと思いますが、タイトルの「ピッチ」を「ビッチ」と空目し、表紙と自分の中でリンクさせてしまい、最初このタイトルを観たときは、スルーしてしまっていました…。

 

ピッチ・パーフェクト (字幕版)

 

youtu.be

 

映画『ピッチ・パーフェクト』公式サイト 

 

作品データ映画.comより)
監督 ジェイソン・ムーア
原題 Pitch Perfect
製作年 2012年
製作国 アメリ
配給 武蔵野エンタテインメント
上映時間 112分
映倫区分 G

 

ストーリー(公式サイトより要約)

バーデン大学の女性アカペラ・グループ「バーデン・ベラーズ」は、念願の全国大学アカペラ選手権出場を果たす。しかし、ソロをまかされたオーブリー(アンナ・キャンプ)が緊張のあまりにパフォーマンス中に会場に向かって嘔吐するという悲劇で幕を閉じた―
4ヶ月後、バーデン大学にベッカ(アナ・ケンドリック)が入学する。大学生活に何の期待もしていないベッカは新入生勧誘ウィークでグループの新リーダーとなったオーブリーと親友クロエ(ブリタニー・スノウ)に声をかけられるが、「興味が無い」と入部を断る。
シャワー中の鼻歌をクロエに聞かれ、歌唱力を絶賛されたベッカは、“タスマニア1の歌姫”を自称するファット・エイミー(レベル・ウィルソン)やエロすぎるステイシー(アレクシス・ナップ)、レズビアンのシンシア(エスター・ディーン)らとともに「ベラーズ」に入部する。なんとバイト仲間のジェシーもバンパー(アダム・ディヴァイン)率いる男性アカペラ・グループ「トレブルメーカーズ」に入部し、二人はいわばライバルとなる。
オーブリーによる厳しい特訓が始まり、前選手権でも不評だった古くさい曲ばかりで挑むが、地区予選ではかろうじて2位に滑り込めた。
全国大会進出を狙う「ベラーズ」の練習にはますます熱が入る。音楽に詳しいベッカは、新しい曲や斬新なアレンジにトライすることを提案するが、伝統に固執するオーブリーは聞く耳を持たない。地区大会で他大学のグループ「フットノーツ」が会場を沸かせるのを見たベッカは、「ベラーズ」のパフォーマンスが観客を退屈させていると見て取り、咄嗟のアドリブで曲調を変える。しかしベッカの努力も空しくグループは第3位となり、決勝進出の機会を失うのだった…

 

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)

★★★★☆

 

感想

物語の内容は要約したものの、公式サイトにかなり詳しく書かれています。

なので、詳細ではなく、流れを大まかに言うと、全米大学アカペラ選手権優勝を目指す女子大生グループの成長物語、というものです。

 

歌は文句なしで上手で、2時間が飽きることなくあっという間に過ぎるように観られるのがすごかったです。

 

恋愛の要素も少しは入っていますが、基本的には本格的な歌を中心とした、コメディだと思いました。

そのコメディ部分も少しずつ入れてくる感じなので、笑わせよう笑わせようという気負いを感じることなく、観ている方もプレッシャーを感じることなく、笑えました。

 

2時間があっという間、ということを書きましたが、メンバーそれぞれに個性があるということはわかるものの、残念ながらそれらのメンバーそれぞれの個性について深掘り出来ていませんでした。

その個性が歌やダンスにどう反映されているのか、練習やメンバーとの関係にどう影響しているのか、ということが分かれば、もっとこのメンバーと観ている人たちとの関係が身近に感じられたのではないか、と思いました。


また、歌が上手な俳優をキャスティングしたということなのでしょうが、メンバーの大半が大学の新入生という感じには見えなかったのも、ちょっと気になりました。