「ホントにお父さん?」
先日あった、初めての子どもたちとの面会での出来事です。
初めての面会だったこと、元配偶者側からの突然の提案だったことから、遠出するのではなく、子どもたちも何度も過ごしたことのある、僕の実家で過ごすことにしました。
両親も僕のように何ヶ月も孫たちに会えていなかったので、会いたがっていたのですが、先約があったので、不在でした。
実家なので、母がいれば、いつも食事を用意してくれるのですが、母も不在で、面会の数日前には末っ子の娘の誕生日だったので、娘の好きなオムライスを作ることにしました。
実家に行く前に、オムライスの材料だったり、子どもたちのおやつなどを買うために、途中のスーパーに寄りました。
開店からそこまで時間が経っていなかったこともあり、お客さんが少ない中、子どもたちが全員おそろいのGAPのシャツを着ていて目立ったのか、ヨーグルトのマネキンさん(スーパーの店員ではなく、メーカーの販売員)がヨーグルトを勧めながら声をかけてきました。
そのとき、言われたのが、「ホントにお父さん?」との言葉でした。
若く見えることに多少嬉しさを感じるようになってきたので、自分も年を取ったんだな、と実感します。
けれど、それよりも、その「ホントにお父さん?」という言葉から分かったのが、子どもたちが成長している、ということです。
数ヶ月離れているものの、あまりにも身近にいるので、子どもたちがどのくらい大きくなっているのか、成長しているのか、僕と並んだときに客観的にどのように見えるのか分からないのですが、こうして、客観的に僕らを見たときに、お父さんなのかどうか分からない、ということは、それほど子どもたちが大きくなっている、成長している、ということなのだと思います。
子どもたちの成長を実感した出来事でした。