映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

娘の体に表れたメッセージ

 僕が再三要求しても3ヶ月間渋り続けていたにも関わらず、何を思ったのか元配偶者から突然提示されて実現した子どもたちとの面会交流ですが、その後にも、再度元配偶者から複数の候補日とともに「面会希望の日があったら、お知らせ下さい」と連絡が来ました。

 そもそも、元配偶者は、僕を家から追い出し、僕がすぐに子どもたちとの面会を要求した際に「子供が、同居していない親と会いたいと思った時に、会える権利が面会権だ」と主張していました。

 「面会希望の日があったら、お知らせ下さい」という質問(?)では、子どもたちが僕と会いたいと希望しているのかも分かりませんし、父親である僕には面会交流権はなく、面会交流権があるのは「子供」という主張だったのに、なぜ父親である僕の希望を聞くのか分かりませんでした。
 なので、「子どもたちが父親(僕)との面会を希望しているのか?」と質問したのですが、相変わらずそれについての返答はありませんでした。

 結局、子どもたちが僕との面会を希望しているのかは分からなかったのですが、元配偶者から伝えられていた次男と長女だけでなく、長男を含めた3人と会うことになりました。
 (元配偶者は4月以降、「仕事」を理由に小学生の子どもたち3人を度々(週1日以上)、朝7時過ぎから夕方7時近くまで「留守番=放置(ネグレクトとも言う)」していることが分かり、この日は元配偶者が長男「だけ」を家に残そうとしていたので、僕が長男に「一人で家にいさせるわけにはいかないから、お父さんのところに来るか、お母さんの仕事に一緒について行くか選ぶように」と伝えた結果、長男も面会に来ることになりました。)

 

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 面会自体は、1回目の面会同様、僕の実家に行き、ゲームをしたりしてのんびり過ごす、というものでした。
 前回は子どもたちの祖父母である僕の両親とはあまりちゃんと会えていなかったので、祖父母と遊べたり、両親が旅行から帰ってきたばかりでそのお土産も沢山もらえて嬉しそうでした。

 僕の実家で過ごす時間も終わり、子どもたちを家に送るために実家の最寄り駅に駅の近くに用事のあった母親と子どもたちの5人で向かっている時、娘が「お腹が痛い」と言い出しました。
 旅行のお土産なども食べていたので、食べすぎかな?と思い、うんちかどうか聞いても娘は「うんちじゃない」「お腹が痛くて歩けない」との返事でした。
 急ぐ必要はなかったので、ゆっくり駅に向かったのですが、娘は脇腹を押さえながら、その後も何回か「お腹が痛い」と言っていました。

 母親と駅の近くで別れ、僕らも電車に乗ると、娘はそれ以降「お腹が痛い」と言わなかったので、急に走ったりしたときに感じる痛みだったのかな、と思っていたのですが、子どもたちを家の近くまで見送り、僕も自分の家に帰るための電車に乗っているときにふと娘の「お腹が痛い」「お腹が痛くて歩けない」という「痛み」の理由が分かりました。

 娘本人が意識してしたことなのか、娘自身も分かっていたのか分かりませんが、多分娘は帰りたくなかった、あるいは、僕とまた分かれるのが嫌だったんだろうな、と。

 娘はまだ7歳になったばかりですし、3人の子どもたちの中で一番のお父さん子でした。
 保育園の行事には毎回僕を指名してきましたし、元配偶者が休みの日にも、娘は僕と区民プールに行きたがり、僕が眠れないので一人で寝ている狭い寝床にもたまにやってきて、一緒に寝たがりました。

 冒頭で触れたように元配偶者にはこの娘の「痛み」をケアする余裕もないようですし(そもそもそういうことに気付かないかも)、僕自身がもっと早く娘からのメッセージに気付けるようにしたいと思います。
 娘には身体に痛みを感じるほどきつい思いをさせてしまっている訳ですが、それでも離れて暮らすという現実はこれからも変わらないので、せめて一緒にいられる時は、娘からのメッセージを敏感に察知し、ケアしていきたいと思います。
 (ちなみに、娘は「お泊まりしたい」ということで、夏休みの間に僕の休日に合わせ、実家で一緒にお泊まりする予定です。)