映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

久しぶりの献血

 久しぶりに献血をしました。
 先日、中学生たちと話をしていたら、「献血したことありますか?」と聞かれました。
 考えてみたら、今まで大体30回くらいしたことがあって、その回数に驚かれたのですが、なぜ僕が献血をするのかというと、献血くらいしか人の役に立てることがないからです。


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 また、献血をするようになって分かったのは、献血をするのにはまず自分が健康体でなくてはならないし、リスクのある性的接触はもちろんのこと、ピアスや入れ墨を入れてから半年、海外から帰国して4週間経過が必要だったり、と結構条件が厳しいので、行けるときにはいっておこう、ということです。

参照:献血をご遠慮いただく場合|献血の流れについて|献血する|日本赤十字社


 僕自身が最初に献血をしようと思ったときも、実は、「献血をご遠慮いただく場合」に記載されているある病気で入院したあとだったので、半年間は献血が出来ず、半年経ったので大丈夫かなと思って行ったら、今度は海外から帰国してすぐだったのでダメだったということがありました。

 そして、数回成分献血(参照:献血の種類|日本赤十字社)をしたことはあるのですが、僕は大体400ml献血をしているので、そうすると、1年間に3回(1200ml)しか出来ません。
 また、うつ病を発症していたときはもちろん薬を飲んでいたので献血は出来ませんした。

 今も睡眠導入剤を飲んでいるのですが、抗うつ薬を飲まなくなってからある程度時間が経ち、調べてみたら、薬の種類によっては当日飲んでいなければ献血が出来るということなので(参照:献血可能な薬について|日本赤十字社)、献血ルームがある街に違う用事があった際に行ってみることにしました。

 その献血ルームでは初めてだったことと、薬=献血は出来ない、という認識でこれまでいたので、少し不安や緊張があったのですが、特に問題なく献血することが出来ました。

 最後に献血をしたのは今年の3月で、今思うとそのときは既に厳しいうつの症状が出ていてたのですが、それでもなぜ献血に行ったのかというと、もの凄く(特に心の)体調が悪いから今のうちに献血をして、少しでも誰かの役に立ちたい、と思ったからでした。
 結果的に半年で済んだものの、以前のように抗うつ薬を年単位で服薬するということになっていれば、その間もちろん献血できなかったので、あのときに行っておいて良かったな、と思います。

 さて、今回の献血ですが、自分自身の身体の調子が回復したということなのでしょうか、献血をするようになって最初の頃に感じた身体の動き、というものを感じることが出来ました。
 ミネラルを含んだ水分や、食べ物を身体が欲するという感覚です。

 この感覚はもうずっと感じることが無かったのですが、逆に言えば、身体の感覚を感じることが出来ない身体の状態だったのかも知れません。
 これはうつが関係しているかは分かりませんが、身体の状態を判断する1つの指標として今後も忘れないようにしたいと思います。