映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

抗うつ薬再び

 先日、大体3週間に一度通っている心療内科への通院がありました。
 離脱症状がちょっと大変だったものの、薬を減らすことになり、順調に回復してきていると思っていました。
 しかし、ちょっと大きなストレスがかかる出来事があったのと、やはり、「重要な他者」である、元配偶者と子どもたちと切り離された生活が自分で思っているよりも大きなストレスになっているようで、心身に変調を来してしまいました。
(「重要な他者」については、細川貂々、水島広子『それでいい。』水島広子『対人関係療法でなおす うつ病』に出てきた概念で、自分の好き嫌いとは関係が無く、家族や親友などの自分に取って「重要な他者」を指します。
「重要な他者」との人間関係が一番ストレスであること、それを踏まえて「重要な他者」といかに良好な関係を築いていくのかが「対人関係療法」での焦点になっていました。)

 仕事も行けているし、自分としてはそこまで深刻な状態ではないという認識だったのですが、ここ10日間の心身の様子を伝えたところ、また抗うつ薬を服用するように言われました。
 

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 風邪のような症状が続いたこともあり、葛根湯などの漢方薬を飲んだり、肩こりがひどかったので、自分でお灸をしたりと、自分でなんとか出来る、薬に頼らなくても大丈夫、と思っていましたが、抗うつ薬を出してもらって、自分の今の状態は正常ではない、ということが分かりました。
 今までもちょっと身体がしんどいという時に、お灸や針などをしたり、漢方をやったり、栄養ドリンクを飲んで乗り切るようなことをしてきて、ものすごくひどい情況になったばかりなのに、また同じことをやり始めていました。

 漢方や栄養ドリンクなどに頼るのと、心療内科を受診して抗うつ薬を処方してもらうのは結局金銭的にも症状の期間も病院の方が安く短くなるので、今後はつらいな、というときは自分で何とかしようとするのではなく、専門家である医師になんとかしてもらうようにしたいと思います。
 けれど、一番難しいのが実は、自分が今つらい状態にある、ということを認めることで、それが出来なければ、医師にも伝えることが出来ないので、辛いだけでなく、自分が今どういう気持ちなのか、どういう状態にあるのか、という身体の声に気付いて、認めることが出来るようになりたいと思います。

 そのために何が一番良いのか、模索してみたいと思いますが、他の人はどんなことをしているのでしょうか。
 ヨガとかも良さそうな気がしますが、知りたいなと思っています。