映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

マシンガンズ滝沢秀一 『このゴミは収集できません』

 購読しているPodcastの番組で取り上げられた本です。
 

第76回『このゴミは収集できません』『東十条の女』: 本と雑談ラジオ


 Podcastの番組で取り上げられる前から、Twitterで知っていて、本の評判も聞いていたので、手に取って読んでみることにしました。

 

このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~ Kindle版


このゴミは収集できません ~ゴミ清掃員が見たあり得ない光景~(白夜書房)

内容白夜書房より)
ツイッターで話題!! お笑い芸人がゴミ清掃を始めてたどりついたゴミ学
お笑い芸人を続けながら、定収入を得るためにゴミ清掃員を始めたマシンガンズ滝沢秀一の人気ツイートが、イラストや書き下ろしのエッセイを大幅に加えて、待望の書籍化!
ゴミから見る格差社会や、ゴミ清掃員おすすめの物件、ゴミ清掃業界のとび抜けた人材など、読めば、ゴミに対する意識が変わること必至!!

感想
 Podcastを聞いた時点で知ったのですが、本に載っているイラストはTwitterとは異なり、マシンガンズ滝沢さんとは違う方が書いています。
 Twitterで最初マシンガンズ滝沢さんという「ゴミ清掃員芸人」の存在を知り、本人の漫画を見ていたので違和感があるかな、と思ったのですが、違う方が書いたイラストということでは違和感は感じませんでした。
 それよりも、Twitterでは文章ではなく、漫画だったので、この本ではイラストはあまりなく、ほとんど文章なのが少し違和感を感じました。

 けれど、文体も自然で読みやすく、なぜ芸人活動をしながらゴミ清掃員になったのか、ゴミ清掃員として働き始めてどんなことが起きたのか、困っていることはどんなことなのか、そして最後に日本のゴミ事情についても、現場で働いている人の意見が書かれています。

 誰もが毎日ゴミを出しているので、ここで語られていることはどんな人も興味を持つ内容だと思います。
 ゴミ清掃員になって毎日出されるゴミからどんなことを読み取っているのか。
 それはわざわざ調べようということではなく、仕事をする上で「読み取ってしまう」ものなのですが、やっぱりな、と思うことが多々ありました。

 例えばゴミ清掃員になってすぐシュレッダーを買ったとのことなのですが、それ自体は分かるものの、僕自身としては、シュレッダーにかけるほど、つまり他人が読み取ろうとした時に知られてはいけないような情報があるのか?と考えるきっかけになりました。
 今やっている調停の資料だとか、確かに知られたくはないものの、たとえ悪意を持った人が調べて知られたとして、そのときに困るかというと、別に困らないかも、とも思います。

 日本のゴミ事情やゴミの出し方については新しく知るということはなく、ゴミの出し方(分別や出す日・時間を守る)は今までも守ってきたことではありますが、改めてしっかり守っていこうと思いました。

 誰しもが関係することなんだけれども、多くの人が真剣には考えていない課題でもあるので、この本だけではなく、映像化(例えば単発ドラマなど)して、もっとここに書かれてある内容が知られると良いなと思います。