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財産分与調停3回目

 前回の調停から約1ヶ月、今までで一番早い間隔で(だけどこれが【基本】らしいですが)、元配偶者との財産分与に関する3回目の調停がありました。
 内縁関係解消の調停を含めると合計5回目になります。

 調停を始めてから半年以上経った、前回の調停で初めて元配偶者側から金融資産の開示がありました。
 半年以上要求してきてようやく開示され、これで本格的に財産分与の中身、例えば子ども名義の口座に入っている資産をどうするかとか、子どもにかけている学資保険をどうするかなどの話に入っていけると思っていましたが、残念ながら、元配偶者が開示してきた金融資産の書類は関係がないものや数字が違うものが多く、約700万円もの資産を隠していました
 
 そんな状態で3回目の調停を迎えました。

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 今回の調停は平日の午前10時から。
 調停委員に呼ばれ、最初の話し合いです。

 調停委員から最初にされたのは、僕が提出した資産を書類で確認できないという指摘でした。
 が、前回提出した書類に確認できるようにしてあったので、その書類を確認しました。

 その次にあった話としては、義母から提出された「報告書」について裁判官がどのように考えているか、ということについてで、その裁判官の意見というのがとても受け入れられるものではないというか、法的な根拠が分からなかったので、とても受け入れられないことと、法的な根拠を示して欲しいということを伝えました。

 そして、前回元配偶者側から提出された書類では資産が確認できなかったことを伝え、最初の30分弱の話し合いが終わりました。

 待合室で待つこと約50分、今回も元配偶者は30分を遙かに超え話したようで、調停委員が「あと5分ほどなので」と言いに来て、その後5分ちょっと経ってから呼ばれました。

 2回目の話し合いでは、元配偶者から新たに提出された書類があったので、その書類についての説明がありました。
 具体的には、前回は手書きだった元配偶者の金融資産がExcelで作成された一覧、親から贈与あるいは援助されたという金額の一覧、これから子どもたちにかかるだろう教育費を計算した金額、そして、子どもたち名義の口座の通帳コピーです。

 その内容について説明がされた上で、結局元配偶者の金融資産がExcelで一覧として作成されたとしても、その資産を確認することが殆ど出来ないので、提出された書類のどこを見ればそれを確認できるのか分かるようにして欲しいということを伝え、次回の日程を決めて終わりました。

 調停委員も言っていましたが、僕の資産は4月から開示していて、財産分与の調停が始まってからすぐに確認できる書類も提出しているので、特にやることはなく、とにかく「確認できる書類と共に資産を開示して欲しい」ということを伝えるだけでした。

 これで、4月から話し合いをはじめたときには想像もしなかった年越しが決定しました。
 長引けば長引くほど尾を引くことになるし、他の部分にも支障が出て来ますし、そもそも元配偶者から僕との関係を経ち、早く終わらせたいと主張していたにも関わらず、自分自身が長引かせている意味が分かりません。

 いや、本当は長引かせている意味は分かっていて、それは、僕に「1円も払いたくない」(財産分与などしたくない)ということなのでしょう。
 元配偶者は1円も僕に払いたくないから、どうにかしてそうしたいのだけれど、日本の法律ではそんな主張をしたところで意味がないので、とりあえず意味の無い書類を提出したり、700万円分もの資産を「報告を忘れていた」とか言っているのでしょう。
 そんなに財産分与をしたくないのなら、誰とも結婚なんかせずに、誰ともパートナー関係を築かずに、自分の稼いだお金を自分だけのために使う生き方をすれば良かったのに、と思います。

 ちなみに次回の調停は、これまた元配偶者の都合で(調停委員から伝えられた理由によると「銀行などから確認書類を作成してもらうのに時間がかかるから」)約2カ月後です。