映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

父の入院

 父が入院しました。
 といっても、急な入院という訳ではなく、1ヶ月くらい前から伝えられていた入院です。
 入院することになった理由も、手術を受けるためで、手術をする理由も、日本人の半分が生涯でかかるという癌ではなくて、鼠径ヘルニアです。 

 

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 入院当日とその翌日の手術日は僕は仕事があったので、病院には行かず、入院当日に実家に寄り、手術日は母が病院に行っていました。
 鼠径ヘルニアの手術とは言え、予定よりも1時間伸びたということで、母は心配したようですが、それでも手術は特に問題もなく終わりました。

 父も母も70歳を越えているので、介護が必要なく、特に癌家系の父に今のところ癌は見つかっていないので、今まで何もなかったのが幸運で、今回もこのくらいで済んで良かったかな、と思っています。

 ちなみに、事前に分かっていた入院と手術ではあったものの、さすがに大きな出来事だと思ったので子どもたちの携帯にはメールしました。
 が、元配偶者たちから何か言われているのか、それとも元配偶者の帰宅が連日遅くて、子どもたちにとって携帯を使う意味がなくなり(暗くなってからの帰宅時に連絡するように持たせていたので)、普段使っていないからか返信はありませんでした。

 また、一つ気になったのは、入院に当たっての保証人の署名を「同居していない家族」ということで僕がしたことで、なぜ気になったのかというと、これからの時代、生涯単身の人も増えるだろうし、「同居していない家族」がいない人はどうするんだろうか、ということです。
 僕には一応兄がいますが、両親がいなくなったら、多分接触することはないと思いますし、この病院では入院や手術が受けられないんだろうな、と思うと(20歳くらいの時入院したことがあった病院ということもあり)、なんだかさみしさのようなものを感じました。