映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

財産分与調停5回目

 前回の調停から約1カ月後、財産分与の調停としては5回目、通算7回目の調停がありました。
 いつもは大体10時からでしたが、今回は初めて15時半からでした。

 前回の調停で、僕は「審判にして欲しい」と伝えていて(参照:裁判所|審判とはどのようなものですか。)、調停委員としては審判にしたくないようだったようで、半ば無理矢理設定されたので、この時間になりました。
 

f:id:ysdnbm:20190315144707j:plain

 
 初めて15時半からの調停でしたが、申立人待合室には他の時間と同じく、あるいはそれ以上に人が沢山いました。
 それが理由なのか、あるいは調停委員としても今回で終わりにしたい(終わりに出来る)と思ったのか分かりませんが、違う階の部屋に通されました。

 結論から言うと、結局今回も合意できませんでした。

 僕としては、今回の調停で終わりにしたいと思っていたのですが、結局終わりも出来ず、しかも審判にも出来ず、再度日程が設定されることになりました。
 しかし、今後の生活の見通しがつかないので、その日程で裁判所に行けるかどうかは分からないということを伝え、それでも、ということで、結局、調停が続くことになりました。

 関係解消の確認と、(具体的中身については何も決まっていないけれど)面会については2回の調停ですんなり合意できたにも関わらず、財産分与は今回で5回目、次もあるので、6回もやることになります。

 今までは元配偶者が資産をずっと出さなかったことが大きな理由でしたが、今回は元配偶者が最終的に蹴ったからです。
 元配偶者の資産については大体分かったので、(裁判所だけに資料を提出し、僕には出さないという妨害行為をされましたが。しかも、この期に及んで「2部提出するなんて知らなかったとか言う始末。今まで2部提出していましたよね?)元配偶者の主張を聞いた調停委員から伝えられた条件を僕がほぼすべて飲んだのですが、結局最後は元配偶者がそれを蹴るという形で終わりました。

 今回も結局終わらなかった、ということに当初絶望感を抱いたのですが、その後にふつふつと沸いてきたのは、条件を呑まなくて良かったということです。
 「もう終わりにしたい」という気持ちが強いあまり、相手(元配偶者)の主張のほぼすべてを飲もうとしていましたが、よく考えればおかしな話ばかりだったので、合意しなくて良かったと思います。

 僕はあとからゆっくり考えるタイプなので、今回も元配偶者が主張してきた内容についての反論を後から考えることが出来、それを書面にしてまとめることで自分の考えを整理することが出来ました。
 ということで、再度「審判」にして欲しいということと共に、元配偶者側の主張に対しての意見書を後日送付しました。

 ちなみに、前回の調停でやっと気付いていもらえたと思った男性調停委員の(男性が働いて家庭のことは殆どせず、女性が働きながら家庭のこともやっていたという)ジェンダーバイアスですが、結局また元に戻っていました。