映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

縄文杉を見に屋久島へ(日程編)

 この3月で8年間続けていた仕事を辞めました。
 次の仕事がすぐ始まったのですが、1週間はないけれど、数日間時間が空いたので、旅にでも行こうと思いました。
 最初に思いついたのは、10年以上前に一度計画を立てていたけれど、体調不良で行けなくなってしまった台湾でした。
 けれど、あまりにも直前だったせいか、調べてみたところ結構高い。

 さて、どうしようか、と思って、諦めてのんびり過ごすかとも思ったのですが、海外ではなく、国内で行ったことのないところに行ってみようと思いました。
 で、まず思い浮かんだのが、一度行ってみたい(見てみたい)と思っていた屋久島(縄文杉)です。

 調べてみたところ、台湾よりも安かったのと、鹿児島県自体行ったことが無かったので、屋久島に行くことにしました。

 

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 写真は次回載せたいと思いますが、一番心配だった天候は、1ヶ月の内35日雨が降ると言われているという屋久島で、結果的に雨には殆ど降られることもなく3日間過ごすことが出来ました。
 ちなみに、今回は屋久島旅行などに特化しているオリオンツアーから、屋久島への2泊3日のフリープランを申し込んで、行ってきました。

屋久島ツアー&屋久島旅行が激安!|屋久島と言えばオリオンツアー


 以下日程と、その日にやったことを載せてみたいと思います。

 

1日目
羽田空港→(飛行機)→鹿児島空港(8:00発―9:55着)
鹿児島空港→(バス)→鹿児島本港(1時間弱)
鹿児島本港南埠頭(12:00)→(高速船)→宮之浦港(13:50)

 
 翌日の縄文杉に行く為には荒川登山口までのバスチケットを事前購入する必要があったので、宮之浦港近くにある屋久島環境文化村センター内で、バスチケットを購入しました。
 それと、次の日は早朝から出発するので、朝食と昼食、水分を買いました。
 島にはコンビニはないのですが、スーパーがあります。

屋久島環境文化村センター | 利用案内 | 公益財団法人 屋久島環境文化財団 〜世界自然遺産の自然環境を守り自然と共生する新しい地域づくりをめざして〜

 

2日目
宮之浦港入口→(バス)→屋久杉自然館(4:01―4:48)
屋久杉自然館→(バス)→荒川登山口(約35分)
荒川登山口→縄文杉→荒川登山口(往復徒歩約5時間。休憩時間込み)
荒川登山口→(バス)→屋久杉自然館(15:00―15:35)
屋久杉自然館→(バス)→宮之浦港入口(合庁前乗り換え)


 2日目が今回の旅の唯一と言って良い目的である縄文杉へ向かいました。
 僕が泊ったのは屋久島の中で2つある港の中の宮之浦港近くの宿だったので、そこから行くバスだと4時とかに出発になりました。
(複数で来ている人たちはレンタカーで、屋久杉自然館まで行っている人たちが結構いました。)

 2日目の日程での注意点は、思っていたよりも朝が寒かったことです(装備自体は持っていましたが)。
 屋久島は港に近い所は標高がかなり低いのでかなり暖かいのですが、荒川登山口の時点で標高が600mくらいなので、それだけで3~4℃下がります(100mで0.6℃下がります)。
 なので、早朝だったこともあり、最初歩き始めるまでが結構寒く、また、荒川登山口から縄文杉までも約700m登るので、さらに気温が下がります。
(今回は登りませんでしたが、屋久島最高峰&九州最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)は雪が残っていました。)

 そして、僕自身の反省点としては、山登り自体を1年以上していなかったので、ガイド本やネットで調べた情報に載っていた6~8時間という時間を鵜呑みにしてしまったこと、そして、その時間からルートを往復同じルートで設定してしまったことです。
 結果的に、僕は往復休憩時間込で5時間かかりませんでした。
 荒川登山口から出ているバスは本数が限られていて、マイカーも入れないので、バスが来るまで2時間くらいバス停前で待つことになりました。
(その時間に、観光協会の方にたんかんを頂いたり、千葉から来ていた青年とお話したり、トロッコが動いているところを見ることができました。)

 普段の山登りでもガイド本に載っているよりも早く下山していたのと、普段の山登りでは行きと帰りのルートを変えていたので、ガイド本に書いてある通りにせずに、今回も、帰りのルートを違うように設定しておけば良かったです。
 
 ちなみに、違うルートというのは、白谷雲水峡を通って、宮之浦側へ出るルートです。
 白谷雲水峡はジブリ作品の「もののけ姫」の舞台となったとされる場所です。
 荒川登山口から縄文杉に向かうルートでもその雰囲気は感じることが出来ますが、白谷雲水峡からは、僕が泊まっていた宿がある宮之浦港側には近く、バスの時間も早かったので、こちらのルートに設定しておけば良かったなと思いました。

3日目
宮之浦港→(高速船、種子島経由)→鹿児島本港(10:00―12:45)
鹿児島港フェリーターミナル→(フェリー)→桜島港フェリーターミナル(約15分)
サクラジマアイランドビュー(周遊バス、約60分)
桜島港フェリーターミナル→(フェリー)→鹿児島港フェリーターミナル(約15分)
市役所前→(高速バス)→鹿児島空港(約50分)
鹿児島空港→(飛行機)→羽田空港(18:35―20:10)


 3日目は屋久島から鹿児島に戻るフェリーを種子島経由のものにしてみました。
 これは単に、種子島を見てみたいというだけだったのですが、下船はできなかったので、本当にただ「見る」だけでした。
 機会があれば、ロケットの打ち上げの時とかに上陸してみたいと思います。

 飛行機の時間が夕方だったので、それまで何をしようか、ということで、桜島に行ってみました。
 桜島ではレンタルサイクルやレンタルバイクもあるのですが、約1時間に一本、展望台などを巡って、写真撮影の時間も取ってくれる周遊バス(サクラジマアイランドビュー)があったので、それを利用しました。
 これは本当に良かったです。
 料金も500円ですし、主な展望台やスポットを巡ってくれるので、僕のように時間が限られていてサクッと観光したいものにとってはとても便利でした。

 

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 そして帰りですが、鹿児島空港への高速バスが一番出ているのは「天文館前」なので、そこまで行こうと向かっていたら、ちょうど市役所前からのバスの時間だったので、市役所前から空港への高速バスに乗りました。
 天文館前からは1時間に数本出ていますが、市役所前に止まるのは1時間に1本あるかどうかなので、ラッキーでした。
 ちなみに、チケットは、乗り場目の前の店舗で買えます。

 こうして、「とりあえず縄文杉を見たい」ということで屋久島に向かった2泊3日の旅を終えました。
 次回は写真を載せたいと思います。

 
つづき→縄文杉を見に屋久島へ(写真編) - 映画と本と自分と山
つづきのつづき→縄文杉を見に屋久島へ(桜島編) - 映画と本と自分と山