映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ミックス。」

 内容を全く知らなかったのですが、Amazonで表示されたので何となく見てみた作品です。
 


ミックス。

 

作品データ映画.comより)
監督 石川淳一
製作年 2017年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 119分
映倫区分 G

あらすじシネマトゥデイより)
幼いころには天才卓球少女として名をはせた富田多満子(新垣結衣)は、恋愛と仕事に挫折して帰郷する。亡き母が経営していた卓球クラブは赤字に陥り、活気もなく部員もさえない面々ばかり。しかし多満子は、クラブを再建し自分を捨てた元恋人ペアを倒すため、元プロボクサーの萩原久(瑛太)とペアを組み、全日本卓球選手権の混合ダブルス部門に出場することを目指す。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

感想
 タイトルの「ミックス」がそもそも何を表しているのかも分からず、ただそのときの気分で日本語の映画で娯楽っぽいもの、ということで見てみました。
 タイトルの「ミックス」は卓球のミックスダブルスのことで、幼少期に母親から卓球のスパルタ教育を受けていた主人公が、母も亡くなり、過去の卓球でのことを隠して生活していたけれど、失恋を機に故郷へ帰り、母の卓球クラブで活動を再開するというものです。

 その田舎の小さな卓球クラブに通うメンバーにはそれぞれの事情があって、けれどもそのことはあまり深掘りしないというのが良くて、途中で出てくる蒼井優の演技もさすがで、キャラも立っていて面白く見ていました。

 が、最後で、結局、それかよという展開に冷めてしまいました。

 それぞれ色々事情があって、勝つことに意味を見出すペアやメンバーもいれば、卓球を続けられること、卓球が出来ること、あるいは試合にペアで出られることに大きな意味を持っているメンバーもいるという展開が良いなぁ、と思っていたのが、(まぁ、ある意味予想出来てはいたものの)結局それ?と残念な気持ちになりました。

 ちなみに、全く知らない作品だったと思っていましたが、エンディングに流れていた歌は知っていました。

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