引越後の参議院選挙期日前投票方法
※期日前投票の必要がない人(投票日当日に引越前の投票所に行ける人)、あるいは、引越前の自治体の期日前投票所に行ける人はこの手続きは不要です。
僕は、引越前の居住地がかなり遠いのと、投票日は外せない予定があったのでこの手続きをしました。
あと、様々な理由で投票日に投票に行けないという人や指定の投票所に行けないという人もいるかと思いますが、この↓サイトも参考にしてみて下さい。
選挙当日・指定投票所じゃなくても投票できる!【期日前投票/不在者投票】(ポリタス編集部)|ポリタス 参院選2019――私たちの理由
参議院選挙の期日前投票をしてきました。
これがかなり面倒だったので、もし、似たような状況にある人に少しでも役に立てばと思い、書いてみます。
何故面倒だったのかというと、4月1日以降に引越(住民票の移動)をしていたからです。
3カ月前の時点の居住地で選挙権を行使する、という認識はあったのですが、僕が引越をした日から3ヶ月後が、今回の参議院選挙の公示日から投票日期間中で、公示日からカウントすると3カ月経っていないけれど、投票日だと3カ月経っているので、どっちなんだろうか、と思っていたら、今回の基準は4月1日時点ということで、引越前の居住地に基づいての投票になりました。
最終的にどういう流れで投票をしたのか時系列を書いてみます。
1.引越前の自治体の選挙管理委員会からはがき(下の写真のようなもの)が現住所宛に来る。
2.転居理由のところをチェックし(はがき裏のDの部分)、宣誓書に署名する。
3.署名したはがきをそのまま封筒に入れ、引越前の自治体の選挙管理委員会へ送る。
4.引越前の自治体の選挙管理委員会からレターパックプラスで不在者投票に必要な書類一式が送られてくる。
5.送られてきた書類を持って、現居住地の期日前投票所へ行く。
6.投票
まぁ、こんな感じなのですが、郵送を繰り返したり、レターパックプラスの受け取りに時間がかかったりするので、早めに行うことをオススメします。
では、ちょっとだけ分かりづらそうな所を詳しく書いてみます。
1~3までは特に問題がないと思います。
上に載せた写真のようなはがきが来るので、そこに「転居」を理由に期日前投票をする宣誓書に名前を書き、前に住んでいた自治体の選挙管理委員会にはがきを送り返します(その時にはがきが入る封筒と、切手を用意しなければなりませんが)。
その後数日してから、前に住んでいた自治体の選挙管理委員会からレターパックプラスが送られてきました(4)。
が、僕は平日は仕事で受け取れなかったので、次の休みの日になるまで受け取れませんでした。
レターパックプラスに何が入っていたのかというと、以下のものです。
・送付状(案内)
・ビニール袋に入った不在者投票に必要な書類一式(絶対に開封しないこと)
・選挙公報
・候補者一覧(今回の場合、選挙区候補者一覧と比例一覧)
そして、僕は近所の期日前投票所に「送付状(案内)」と「ビニール袋に入った不在者投票に必要な書類一式(未開封)」を持って行きました(5)。
選挙管理委員会本部(市区町村役所)がある所じゃないと受け付けてもらえないかも、と不安だったのですが、期日前投票所なら大丈夫とのことでした。
その際の6.投票の流れは以下の通りです。
1.選挙管理委員による氏名、誕生日(和暦)での本人確認
2.選挙区候補者投票用紙に記入し、封筒に入れ、さらにそれをもう一つの封筒に入れて、封筒の表紙に署名
3.2と同じように、比例用の投票用紙に記入し、封筒に入れ、さらにそれをもう一つの封筒に入れて、封筒に署名
4.2と3の封筒を選挙管理委員の方に渡して終了
ビニール袋には投票用紙だけではなく、本人確認書類も同封されていたようで、本人確認後に、投票台に行き、投票用紙に記入という流れでした。
が、そこで面白いというか興味深かったのが、二重に封をしたことです。
投票用紙を最初に入れた封筒は未開封であることを確認するため、そして2つ目の封筒は、前に住んでいた自治体の選挙管理委員会へ届けるためのもののようでした。
つまり、前に住んでいた自治体の選挙管理委員会からすると、僕の署名で今住んでいる自治体から期日前投票用紙が入った封筒が届き、それを明けると、未開封の封筒が入っていて、そこに僕が記入した投票用紙が入っている、という仕組みです。
正直、この一連の流れ、かなり面倒でした。
他のやり方がもしかしたらあるのかも知れませんが、とりあえず、皆さんも投票に行って下さいね、ということで。