映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「クワイエット・プレイス」

 観たいなぁ、と思っていた作品がAmazonプライムで観られるようになっていたので観てみました。
 観たいなぁ、と思ったのは、映画評論家の町山智浩さんがラジオ番組(赤江珠緒たまむすび)で紹介していたからです。

町山智浩 『ア・クワイエット・プレイス』を語る 

 


クワイエット・プレイス (字幕版)

 

youtu.be

 

映画『クワイエット・プレイス』DVD公式サイト|パラマウント

 

作品データ映画.comより)
監督 ジョン・クラシンスキー
原題 A Quiet Place
製作年 2018年
製作国 アメリ
配給 東和ピクチャーズ
上映時間 90分
映倫区分 G

ストーリー(公式サイトより)
音に反応し人間を襲う“何か”によって荒廃した世界で、生き残った1組の家族がいた。その“何か”は、呼吸の音さえ逃さない。誰かが一瞬でも音を立てると、即死する。手話を使い、裸足で歩き、道には砂を敷き詰め、静寂と共に暮らすイヴリン&リーの夫婦と子供たちだが、なんとイヴリンは出産を目前に控えているのであった。果たして彼らは、無事最後まで沈黙を貫けるのか─。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 ホラー映画という紹介がされていたので、その手の映画が苦手な僕はドキドキしながら観始めたのですが、面白かったです。
 音を察知して襲いかかってくる凶暴な生物が突如現れる。

 街からは人の姿が消え、その街の食料品店から食べられるものを持ち帰る途中、こっそり持ってきた音を出すオモチャを鳴らしてしまい、襲われる末っ子。

 そこからおよそ1年経ってからがこの作品のメインです。
 弟の死に責任を感じる聴覚障がいのある姉。
 出産を間近に控えたお母さんイヴリン。

 設定に対して、例えば何故こんな極限状況で妊娠・出産をしようとするのかや、妊娠したとしても、他の場所での出産に備えるなど、色々突っ込もうとすれば出来るのですが、飽きることなく、そしてホラー映画が苦手な僕でも目をそらさずにも観られるで良かったです。

 登場するイヴリン&リーを演じるジョン・クラシンスキーとエミリー・ブラントは実際にも(プライベートでも)夫婦で、それがこの家族を「ホンモノ」に見せているのかな、とも思いました。