映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

島田優里個展「旅の向こうに」

 大学時代からの友人が不定期で開いてくれる飲み会があります。
 僕は彼が好きで(大学の時はあこがれの存在でもありました)、大学卒業後は遠ざかっていたものの、高校・大学の先輩である詩人ウチダゴウさんと彼がつながっていて、それもあり数年前からまた関わりが始まりました。

 その彼が開いてくれる飲み会に行けるときにはなるべく顔を出しています。
 彼自身とのつながりもそうですが、そこで新しく出会う人だったり、何回か会っているけれど、僕とは全く違う仕事をしている人たち(何かを「つくりだす」ことをしている人たちが多いです)の話を聞くのが楽しいからです。

 そこで6月だったかの会で画家の島田優里さんに会いました。

 Yuri SHIMADA

 彼女の絵はそれ以前に1度目にしていたのですが、その飲み会で「THIS IS US / 36歳、これから」を勧めていて、それを聞いた後観てみた「THIS IS US」がとても良かったので、改めて彼女が描く作品を観たいと思い、先日個展に行ってきました。

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リンクがうまく表示されなかったので画像を引っ張ってきました…。ごめんなさい)


 府中にあるカフェで開かれているのですが、連休の初日、そしてラグビーワールドカップが始まり府中駅前の大通りで大きなイベントが開かれていたからか、いつもなら土日はお客さんが沢山いらっしゃるそうなのですが、とても静かで、6時間近くも長居させてもらいました。

 島田さんの作品たち、島田さん、カフェの空間、そして店主さんのどれもとても素敵でした。
 とても良いな、手に持っていたいなという作品もあったのですが(販売もしています)、僕が持っていると逆にもったいないような気がして(作品に見合う空間がない…)、ただただその場でゆっくりと観るだけしか出来なかったのですが、どんな時にどんな気持ちの時に描いたのか、というような話も島田さんから聞けてとても贅沢な時間でした。

 「何かをつくりだすこと」を生業にしている人の個展はゴウさんのものしか行ったことがなく、ゴウさんとはなんというか、昔(約20年前)から知っているからか、なんだか気恥ずかしくて聞けないような話も聞けてとても嬉しかったです。

 リンクがうまく貼れなかったので、上には告知の画像を勝手に貼っちゃいましたが、会期は今度の日曜日(9月29日)までで、カフェでの開催ですが、作品自体は自由に観られるので、是非、(なるべく島田さんの在廊日に)行ってみてもらえたらと思います。
 また、島田さんはInstagramで発信していらっしゃるので(https://www.instagram.com/shimashimajiroh/)、そちらもチェックしてもらえたらと思います。