映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「パンダコパンダ」

 夏の終わりに北海道に行った際、友人からパンダコパンダを勧められました。
 観る前にとりあえず高畑勲展に行ってきたのですが、ようやくアニメを観ました。
 どうやって観たのかというと、Amazonでは有料で、Netflixで観られる対象作品に含まれていたので、この際、1ヶ月間だけNetflixに入り、他にも観たいと思っていたNetflix作品も観ることにして、Netflixに登録して観ました。

 

 
パンダコパンダ

 

「パンダコパンダ」公式サイト


作品データ映画.comより)
監督 高畑勲
製作年 1972年
製作国 日本
配給 トムス・エンタテインメント
上映時間 35分

作品紹介(公式サイトより)
ここは日本、東京の郊外です。
美しい田園のひろがる街、まるでおとぎ話の世界のようです。
お城のように素敵な小さなお家に、素敵な少女ミミちゃんが、おばあちゃんと暮らしています。
ミミちゃんは自由な女の子!嬉しいことがあると、お得意の逆立ちする女の子!ある日、この二人家族に、パンダの親子が仲間入りします。
それが、パンダコパンダです。
ミミちゃんはコパンダにとってママ、パパンダはミミちゃんにとってパパになりました。
こうして、おかしな、ゆかいな物語が始まります。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 友人は、パンダコパンダ宮崎駿の作品だと言っていたような気がするのですが(深夜で3人とも酔っていたので定かではありませんが…)、作画に宮崎駿が関わっていますが、監督は高畑勲です。
 なので、高畑勲展でおみくじが売られていたようです。

 内容は、友人が勧める理由がとても良くわかるものでした。
 35分という短い作品ですが、ラストの展開が見事で、そう来るか!とハッピーな気持ちになれる作品でした。

 それと同時に、物語の内容もそうですし、ミミちゃんとコパンダ、パパンダの動きがその後に発表される宮崎駿の「となりのトトロ」につながっていることが、今観るとわかるものになっていました。

 また、ミミちゃんの髪型なんかは、宮崎駿の作品でいうと「天空の城ラピュタ」にもつながっていて、高畑勲宮崎駿という二人がお互いに深く関わりながら、影響し合っていったということもわかってとても興味深かったです。