「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
先日映画館で観た「ロケットマン」、すごく良かったので、劇中に流れていたエルトン・ジョンの歌を改めて聴きたいなと思い、ベストアルバムを借りることにしました。
TSUTAYAディスカスを見たら、たまたま旧作88円(税抜き)キャンペーンをやっていたので、一緒に借りたのが今回の作品です。
マーベル作品、フェイズ2までは観終わり、フェイズ3は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」までしか旧作になっていなかったのですが、旧作対象が増えていました。
ちなみにフェイズ3は以下の作品になります。
【フェイズ3】
「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年公開)
「ドクター・ストレンジ」(2017年公開)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシ―:リミックス」(2017年公開)
「スパイダーマン・ホームカミング」(2017年公開)
「マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017年公開)
「ブラックパンサー」(2018年公開)
「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」(2018年公開)
「アントマン&ワスプ」(2018年公開)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス (字幕版)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|マーベル公式|Marvel
作品データ(映画.comより)
原題 Guardians of the Galaxy Vol. 2
監督 ジェームズ・ガン
製作年 2017年
製作国 アメリカ
配給 ディズニー
上映時間 136分
映倫区分 G
STORY(公式サイトより)
たまたま出会ったノリで結成された銀河一の“落ちこぼれ”チーム<ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー>。小遣い稼ぎに請けた仕事をきっかけに、“黄金の惑星”の艦隊から総攻撃を受けることに。
間一髪、彼らを救ったのは“ピーターの父親”と名乗る謎の男エゴと、触れただけで感情を読み取れるマンティスだった。ピーターの出生に隠された衝撃の真実とは?
さらに銀河全体を脅かす恐るべき陰謀が交錯していき、彼らがなぜか銀河滅亡を阻止する最後の希望に。
その運命の鍵を握るのは、小さくてキュートな最終兵“木”グルートだった…。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★★
感想
ちょうど精神的に参っているというか戸惑っているときだったので、自分の中でとても良いタイミングに観ることが出来ました。
それこそ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は沢山の歌、しかも1970年代の歌が流れるのですが、エルトン・ジョンのアルバムと共に借りたのもとても良いタイミングでした。
久しぶりにマーベル作品を観たということもあるのかも知れませんが、さらにマーベル作品の中でも深刻な展開にはならない「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」だったからか、クスクス笑える内容になっていたのも、自分にとっては良かったです。
若干、ピーターとガモーラの恋愛的な展開がありつつも、基本的な内容はとてもシンプルで「エゴ」というピーターの父とその星についてです。
エゴという名前からそのまま本当に「エゴ」=自我、自己という姿で描かれるのですが、そのシンプルさが、今の僕にとってはわかりやすくて良かったです。
ピーターの父であるエゴは後継者を求めていて、父と息子との話にもなっているのですが、印象に残った場面でエゴはピーターに向かってこう言います。
私を殺せば普通の奴らと同じになる
それに対して、ピーターはこう答えます。
それの何が悪い?
「普通の奴」で何が悪い?と。
オリジナル(個性)が求められるこの世にあって、「普通」の何が悪いのかと。
まぁ、映画の中でのピーターはとても「普通の奴」ではないのですが、僕にとっては、とても重要な場面でした。
「オリジナル」「特別」な存在でなくても良いんだよ、と言われたような気がします。
そもそも「普通」自体がわからないものの、それでも「普通」や「個性」を探している自分がいるので、なんというか、そっと「そのままで大丈夫だよ」と言ってもらえたような気がします。