映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

退職願を出した時の上司の反応

 転職先が正式に決まった翌日、退職願を今いる会社の上司に提出しました。
 いつも僕の方が早く出勤していること、退職願を提出するだけで特に話すこともないので、封筒表面に印字された「退職願」の文字が見えない形で付箋を貼って、上司の机に置いておきました。
 付箋に書いたのは「○○(上司の名前)様 内容をご確認の上、本社へのご報告をお願いいたします。 2019.10.○○ ぶみ(本名)」です。
 

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 僕らの仕事は朝というか午前中が一番忙しいので午前中は特に何もなく、予想通り、午後休憩後に「○○さん、ちょっと良いですか」と上司に呼ばれました。
 それで、2人きりになって切り出されたのが「退職願、確かに受け取りました。」ということと、12月31日までと書いておいたので、「12月31日までということもわかりました」ということ、そして、僕らは出向しているので、出向先の人には言わないようにということでした。

 その上で、「改めて理由を聞かせてくれますか?」と言われました。
 が、僕は「そこに書いた通りです」(一身上の都合によりと書いたので)「それ以上のことは言えません」と言いました。

 本当は色々言いたいことはありますが、言ったところで何にもプラスに働くことはないと思ったからです。
 その上司が、上司にもかかわらず僕に対して何故か競争心むき出しなこと、言葉遣いや態度が明らかに違うこと、そして、大きな会社ですが、一旦学校から離れてみて、改めて学校というか子どもと関わる仕事が良いなと思ったこと、今の仕事は全く向いてないなと思っていること。

 それらを話したところで、残りの2ヶ月、その上司との関係が良好になることはあり得ず、むしろ悪化するだけなので、何も言えないと言って終わりました。
 それはまぁ良いとして、僕が驚いたのは、その上司が僕が退職することを全く予想していなかったように見えたことです。
 僕からすればあなたのような態度を取る上司がいたらみんな辞めてくよ、と思うのですが、その上司は明らかに動揺していました(僕にかける言葉使いも変わった)。

 僕からは、本当にこの人僕が辞める理由がわかっていないんだな、と思いました。
 労働基準法的には2週間前に宣告すれば退職出来るので、いざとなったら今月中に辞めることになるかと思いますが、最後の最後まで本当にこの人は何にもわかっていない人なんだなと印象深い出来事でした。