映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ジェラルドのゲーム」

 1ヶ月間のNetflixオリジナル作品鑑賞月間。
 今回もエスクァイアの記事で紹介されていた作品です。
 が、先に書いておくと、僕にはダメというか、ホラーというか、もの凄く怖かったので、念のためにそれを書いておきます。

 

youtu.be

 

ジェラルドのゲーム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト


作品データ映画.comより)
原題 Gerald's Game
監督 マイク・フラナガン
製作年 2017年
製作国 アメリ
配給 Netflix
上映時間 103分

内容(公式サイトより)
マンネリの性生活に刺激を求めて試したゲームが暗転。人里離れた別荘のベッドに手錠でつながれた妻のジェシーを襲う幻覚、過去の秘密。そして究極の選択が迫る。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 勧められていたからということで観始め、後半の最後の方までは観られました。
 けれど、最後の方の場面で、今でもこれを書きながら恐怖を感じる場面がありました。
 僕はHSPなので、共感力が強いようで、特に、人が傷つけられる場面が苦手なのですが、それが写っていたので、今でもその場面を思い出してしまい、その傷ついた部分を手でさすってしまいます。

 原作はスティーブン・キングだそうで、それを先に調べてから観始めれば良かったです…。
 けれども、さすがスティーブン・キングという展開になっていて、性生活(ということは夫婦関係)がここのところちょっとうまくいっていない夫婦が、刺激を求めるというか、たっぷり愛し合おうと別荘に行くことから始まります。

 僕も引く夫側の求める「刺激」とそれに対する妻側の反応。
 その後どうなるのかというと、突然夫が(バイアグラを飲んだこともあり)心臓発作で亡くなってしまいます。

 手錠でベッドに縛り付けられたままのジェシーに様々な幻覚や過去の出来事(性に関するトラウマ)が呼び覚まされていきます。
 その展開は見事だったのですが、最後どうやって脱出するかという展開が本当に僕にとってはトラウマになる描写でした。

 ラストのジェシーのセリフも見事だったので、ホラーとかスプラッタとか平気な人は楽しめる展開かも知れません。