映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「ドクター・ストレンジ」

 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」と同じ時にTSUTAYAディスカスで借りて観た作品です。
 マーベル作品としては【フェイズ3】の2番目の作品になります。

ちなみにフェイズ3は以下の作品です。
【フェイズ3】
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」(2016年公開)
ドクター・ストレンジ」(2017年公開)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシ―:リミックス」(2017年公開)
スパイダーマン・ホームカミング」(2017年公開)
マイティ・ソー/バトルロイヤル」(2017年公開)
ブラックパンサー」(2018年公開)
アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」(2018年公開)
アントマン&ワスプ」(2018年公開) 

 


ドクター・ストレンジ (字幕版)

 

youtu.be


 ドクター・ストレンジ|映画/ブルーレイ・DVD・デジタル配信|マーベル公式

 

作品データ映画.comより)
原題 Doctor Strange
監督 スコット・デリクソン
製作年 2017年
製作国 アメリ
配給 ディズニー
上映時間 115分
映倫区分 G

ストーリー(公式サイトより)
突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため“闇の魔術”との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆

感想
 フェイズ3の作品の流れとしては、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」よりも先に観るべきだったのかも知れませんが、精神的には「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」はクスクスと笑える内容で、この「ドクター・ストレンジ」はむしろ、何もかも失ってからの話なので、僕の状態としては、この順番で観て良かったです。
 「名医」として成功し、名声もお金も何もかもを得ていたかと思っていたドクター・ストレンジ
 けれど、それを一瞬にして失ってしまう。
 その失ったものを取り戻そうと必死になるけれど、他の人からも、直接この言葉を言われる訳ではないけれど、今の状態、情況を受けいれ、違う「幸せ」を見つけるように、違う「生き方」を見つけるように促される。

 けれど、どうしても諦めきれないドクター・ストレンジ
 その先に何が待ち受けているのかという物語で、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を観た後だったからかも知れませんが、今回は笑える部分がなかったので、正直そこまで楽しめませんでした。

 だけれど、とても印象的だった言葉がいくつかありました。

名医になったのは、成功しようとしたからではなく、失敗しないようにしてきたから

 
 ようは「何かに挑戦しようとしたことがあるか?」という問いかけだと思うのですが、僕も割と「失敗しないようにしてきた」ので引っかかりました。
 「成功」しようとは特に思っていないけれど、挑戦しようとしてきたか、と問われると、失敗しないようにしてきただけで、何もしていないかも知れません。
 だから、今、初めてと言って良いかも知れない挑戦として、今まで自分の中だけでしまい込んできた言葉、詩をInstagramhttps://www.instagram.com/bumi_y/)で書くようになったのかも知れません。

 もう一つ印象的だった言葉はこれです。 

勝つことは出来なくても負け続けることは出来る

 
 この言葉はすごく勇気をもらえました。
 「勝つことは出来なくても負け続けることは出来る」なんていう勇気をくれる言葉だろうかと思います。
 僕は何かに「勝つ」こともなく、特にこの10年ちょっとは「負け続けて」来ました。
 この作品を観ないとこの言葉の持つ意味がいまいち伝わらないかも知れませんが、「負け続けること」にも意味があるということを教えてもらえました。

 今もまだまだ「負け続けて」ばかりですが、それでも大丈夫なのかも知れない、と思わせてもらえました。