「ピッチ・パーフェクト ラストステージ 」
以前観た「ピッチ・パーフェクト」、とても良かったので続編の「ピッチ・パーフェクト2」を観ようと思っていたのですが、何故かAmazonプライムでは2はプライムでは観られず、このラストステージが観られるようになっていたので、まぁ、いっかということで観てみました。
ピッチ・パーフェクト ラストステージ (字幕版)
作品データ(映画.comより)
監督 トリッシュ・シー
原題 Pitch Perfect 3
製作年 2017年
製作国 アメリカ
上映時間 93分
配給 パルコ、シンカ
映倫区分 G
あらすじ(シネマトゥデイより)
歌を通して素晴らしい仲間たちと出会い、世界大会で優勝を果たしたアカペラグループ“バーデン・べラーズ”の面々は、大学卒業後それぞれの道を歩んでいたが、仕事も恋も思うようにいかず現実の厳しさにへこんでいた。そんな折、再結成の話が持ち上がり、ベッカ(アナ・ケンドリック)たちはまた集まることになる。
勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★★☆
感想
2の展開を知らないので、繋がりが分からない部分があるのではないかと少し不安ではあったのですが、ほんの少し出演陣が変わっていたものの、この作品だけでも十分楽しめる内容になっていました。
しかし、最初の「ピッチ・パーフェクト」ではメンバーが集まり、歌の練習を始め、少しずつうまくなって、グループとしても団結していく、という成長物語でしたが、この作品では既にグループとしても完成されているところから始まるので、歌が上手なのを前提として始まります。
なので、成長物語とかではなく、その部分がアクションに変わっています。
歌とアクションがどう絡むのか不思議かも知れませんが、それがとても上手に組み合わさっていて、しかも90分ほどとテンポも良く物語が展開されていました。
少し物足りないなと思ったのは、大学を出て、数年社会経験を積んで、人によっては結婚したり出産したりという人も出てきて、最初に「これで良いのだろうか」とか社会との「壁」にぶつかったり、あるいは「成功」する人が出てきて、それに葛藤を覚える時期だと思うのですが、それらが深掘りされていなかったことです。
まぁ、でも、歌も相変わらず上手でテンポも良かったので、何も考えずに気持ちよくなりたいというときには最適な映画だと思います。