映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

「海を駆ける」

 何でチェックしていたのか全く覚えていないのですが、多分新聞の映画評を読んで、ウォッチリストに入れていた作品です。

(評・映画)「海を駆ける」 謎の男、旧作と違う存在感:朝日新聞デジタル


 Amazonプライムで観られるようになったので観てみました。

 


海を駆ける


作品データ映画.comより)
監督 深田晃司
製作年 2018年
製作国 日本・フランス・インドネシア合作
上映時間 107分
配給 東京テアトル
映倫区分 G

あらすじシネマトゥデイより)
貴子(鶴田真由)は息子のタカシ(太賀)とインドネシアに移住し、 NPO法人で災害復興の仕事に就いていた。ある日、貴子の自宅で息子の同級生クリス(アディパティ・ドルケン)と、その幼なじみでジャーナリストを目指しているイルマ(セカール・サリ)が取材を行っていたところ、身元不明の日本人らしき男性が見つかったという連絡が来て……。

勝手に五段階評価(基本的に甘いです)
★★★☆☆

感想
 すごく失礼ですが、殆ど刺さるものはなく、インドネシアを舞台にしていること以外は目立った印象は持ちませんでした。

 主役の鶴田真由インドネシア語も出来るのか、と思って観ていて、息子役のタカシが上手なので、どこから連れてきたインドネシア系の役者なのかと思ったら、太賀でした。
 彼の演技をあんまりじっくり見たことはなかったこともあり、全然太賀だと気づかず、エンディングクレジットを見てびっくりしました。

 他に、ディーン・フジオカが謎の男役を演じていますが、彼の存在がなんなのか、何を示したいのか、結局最後までよくわかりませんでした。

 なんだか全然感想が思いつかない作品で、それはすごく失礼なのだと思うのですが、良くも悪くもなく、本当に特に何も感想が思いつかない、太賀の演技が本当にインドネシアと日本とのダブルだと感じるような上手だったな、という作品でした。