映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

周りの目が気になったなら

 おはようございます。
 曜日感覚を失っている方も多いようですが、今日は日曜日です。
 僕は時短になりましたが、相変わらず週5.5日で働いているので、今日が休日です。
(ちょっと仕事のことを愚痴ると同じ部署の一人が、結構ピリピリするタイプの人なので、時短&その人が数日在宅勤務になって本当に助かってます。元の勤務体系に戻ったとき、僕はやっていけるのだろうか…。というか、辞めるかも。。。)
 天気が良ければ、(GW期間中も行っていた)ちょっと遠くて大きな公園に行って、のんびり読書しようかな、と思っています。
 
 個人的には、そろそろ警察庁から4月の自死者数の速報値が発表されるので、それに怯えているのですが、今気になっているのは、もはやウイルスにはほぼ何の意味もないマスクをしている人たちがたくさんいることです。
 なんか、もう、とにかくマスクしていれば良いみたいな感じになっていて、それって、つまり、多くの人が怯えているのはウイルスではなく、周りの人たちの目なのではないかと思います。

 僕も周りの人たちの目は気になります。
 僕は4月の半ば、「マスクの予防効果は非常に限定的、もしくはほぼないに等しい」と聞いて(【全文字起こし&音声配信】「マスクの意味、アルコールの代用品、BCGの効果…神戸大教授で医師の岩田健太郎さんに聞く新型コロナウイルス感染症対策」2020年4月14日(火)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~))、マスクをしていることが息苦しかったので、しないで出勤したら、電車内で露骨にイヤな態度を取られました。
 僕はHSPなので(ハイリー・センシティブ・パーソン - Wikipedia)、「露骨に」というのは言い過ぎな捉え方かも知れませんが、そういった出来事もあり、その後は、ほぼ意味がないと分かっていても、ポーズ、アタイア、コード、ファッションとして、マスクをしています。
 

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 多くの人たちも、今ではもう、単なるポーズ、アタイア、コード、ファッションとしてマスクをしているように感じます。
 それほどまでにみんな「周りの目」が気になっているのだな、と思います。

 大変だなぁ、と言うだけでは何の解決にもならないので、おすすめしたいのが、(もし視力が弱かったらですが)普段メガネやコンタクトをして生活している人は、外してみると良いと思います。
 周りがぼんやりとして、よく見えなくなる。
 これ、本当におすすめです。

 僕が今年一番死にそうになっていた2月、どうやって乗り切ったのかというと、その一つが、この「メガネを外す」ということでした(他には書いたように、友人に会いに行ったり、カウンセラーに相談したり、処方されている薬飲んだり、ボルダリングしたり、お酒飲んだり(←飲み過ぎでした…)して凌ぎました)。
 通勤で使う駅にはホームドアがなく、いつ飛び込んでもおかしくない情況でした。
 仕事中に涙が出てきては、ぱっと席を立ち、人のいないところに行き、どうやっても止まることのない涙を、こらえようとすればするほど流れて来る涙と嗚咽をなんとか鎮めて、また席に戻り仕事をするという日々を過ごしていました。

 その時にやっていたことの一つが、メガネを外すということです。
 僕は近視と乱視で、メガネを外すと、今PCでこのブログを書いているのですが、目の前にあるこのPCの文字も読めません(なので、書けません)。

 メガネを外すと、世界がぼんやりとして、周りの人たちの表情や動きが入って来なくて、目の前にあることしか見えなくなる。
 それはとても快適な世界でした。
 僕がどんなに泣いていても周りがそれをどう見ているかなんて僕には全然見えなくて、世界と隔てられた僕だけの世界で僕は涙を流しながら帰宅していました。
 
 今でも「周りの目」が気になるときには、そうやってメガネを外すようにしています。
 僕の家にはテレビはありませんが、多くの人たちは暇になって(時間が出来るようになって)、だけど、一方的に情報が垂れ流されて、受け止めきれずにメンタルがやられてきているように思います。
 僕のようにそもそも家にテレビがなければ良いのですが、ゲームしたり、ドラマや映画を観たりしたいでしょうし、なかなかそこから離れることは難しいかも知れません。

 なので、もし、メガネやコンタクトを普段からしている人ならば、一回それを外してみてください。
 すごく楽になると思います。
 この「メガネを外す」ということの他にも「周りの世界と距離を置く」方法はあるのですが、今回はとりあえずメガネってことで。