大学病院で心が折れる
先日の3歳児健診で、左目の視力が良くない疑いがあるので、ちゃんと調べるようにということだったので、昨日、区内の大学病院にS(3歳)と行ってきました。
↑飾ってあった大きな鯉のぼり
T(5歳)とM(10ヶ月)はかかったことがあったのですが、Sは初診だったので、かなりの時間を要することは予想していました。
8時過ぎに家を出たものの、お昼までに帰れれば良いかな、という具合で。
行ってみると案の定、診察まですごい待ちました。
最初に初診受付をして、30分くらい待って、カルテを作成されるのを待ち眼科へ。
眼科に着くと結構すぐ視力検査が始まったので、それまでは「もしやこれは早く終わるのかも?」と淡い期待をしたものの、そこから約2時間待ち…。
一応持って行った本も、おもちゃもすぐに飽きてしまい、こんなことや↓
あんなことをしたり↓
持参したジュースやビスケットを食べたり、併設してある喫茶店に行ってお茶したり。
お茶から戻るとやっと名前を呼ばれ診察へ。
と思ったら、「もう少し詳しく調べたいので、目薬をします。目薬の効果が1時間後なので、それまで待ってください」とのこと。
その時、すでに11時半だったので、昼食でも行こうかと思ったのですが、3回差す目薬を待つ間に、Sは寝てしまいました。
「まぁ、でも、このまま1時間寝てくれれば、逆に気分もスッキリして良いかも」と思っていたのですが、これが見事に外れました。
↑ただいまお昼寝中
約1時間後も予想通りSは寝ていたのですが、途中で起こされたことやお腹が空いていたこと、そして何より、すでに病院に来て4時間は経っていたこと等々で、(普段こんなことはあまりないのですが)突然号泣。
再検査も断固拒否し、診察も出来ず。。。
一応「小児科眼科」だったのですが、担当になった男性医師はあまりこういう事態に慣れていないのか、困っただけならまだしも明らかに不機嫌なご様子(お昼休み前の最後の仕事だったこともあるのかもしれません)。
「普段はこんなこと無いんですけどねー」とか通用するわけもないので、僕も号泣するSをなんとかなだめようとしたものの、撃沈。
「これが終われば帰れるよ」とSに言っても無駄でした。
で結局、「午後一番の診察でみるので、1時20分に来てください」とのこと。
仕方が無いので、1回外に出て、昼食を取ろうとしたものの、Sは相変わらず号泣。
号泣するSとお店に入ることも出来ず、Sと話をするものの、S自身も既にわけがわからなくなっており、号泣はやまず。
さすがに、心が折れそうになりました。
というか、確実に心が折れました。
泣き出さなければ、もう診察は終わって、帰ったり、ご飯食べてただろうに、1時間も待って、しかも、このまま泣いたままじゃまた診察できなくなるかも知れないし、と。
が、気を取り直して、Sを何とか泣き止ませ、喫茶店へ。
時間もないので、適当なものを食べて、再度診察へ。
今度はなんとか、再検査も診察も無事に終えることが出来ました。
僕が心が折れたのは、待たされた時間とか、Sが泣き止まなくてどうしようもなかったということよりも、大きいのは医師の対応です。
小児科とかだと「よくあること」といった感じで言葉にしなくても温かく接してくれますし、再検査をしてくれた女性は「さっきはお腹空いていたのかな?」と検査が二度手間になったことも気にせず、逆にSを気にかけてくれました。
しかし、今回の医師は明らかに違いました。
検査がちょっとうまく出来なかったのを「飽きちゃったみたいですし」とか、「今度はがんばろうね」とか。
別に悪意はないんでしょうが、「やれやれ」みたいな感じでした。
小さな子どもと過ごしていると、肩書きとか立場とか表面的な言葉とかではなく、その人が本当にどう思って接しているのかというのがよく分かるように思います。
ちなみに、医師としても、今時には珍しく(?といっても、この大学病院では珍しくないのかも…)、あまり説明もなく、来月の再検査&診察と今後の方針を示されたので、「この人は外れだな、というか、やっぱりこの病院は基本的に外れだな」と思ってしまいました…。
大学時代にちょっと医療系のことをかじっていたり、結婚してから身近に医師がいるようになったり(しかも世襲ではない)、子どもたちを連れて色んな病院に行くようになったので、医師との相性とか、ちゃんと勉強している医師なのかとかがすぐに判断できるようになってきたように思います。
話がずれてしまいましたが、来月の再検査も今回と同じような結果だと、メガネをかけることになります。