映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

読書-本・雑誌

穂村弘『世界音痴』

先日書いた荻上チキ、ヨシタケシンスケ『みらいめがね それでは息がつまるので』でチキさんが触れていたので読んでみた本です。 穂村さんの本は去年『本当は違うんだ日記』を読んだのが初めてだったのですが、それが面白かったので、この本もきっと面白いに…

中島らも『今夜、すべてのバーで』

前から「読みたいなぁ」と思っていて、出版が結構前の本なので古書店に寄る度に探していたのですが、どこにも売っておらずそのままだったのですが(近所に図書館もなく)、先日、違う本を購入しようと書籍サイトを開いたら、パッとこの本が表示されたので、…

姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』

発売された当初から読みたいなぁ、と思いつつ、値段が高いので(2000円弱)文庫になるまで待とうと思っていたのですが、この春にまた脚光を浴びていたので、読みたいなぁ、と思っていたら、電子書籍だと50%分ポイント還元(実質半額)キャンペーンの対象に…

荻上チキ、ヨシタケシンスケ『みらいめがね それでは息がつまるので』

いつも(ラジオクラウドで)聞いているラジオ番組Session22のパーソナリティを務める荻上チキさんの新刊が出るということで予約して買いました。 チキさんの本は今までもいくつか読んできたものの、予約購入してまで読んだ理由は、共著者がヨシタケシンスケ…

長沼睦雄『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』

季節の変わり目というか、今年は特に5月6月の毎日の気温の変化の大きさもあるのか、心身共にぐったりする日が続いていました。 新しい仕事が始まった緊張もあるとは思うのですが、中々生きづらいなと思う日々の中で、少し気を落ち着かせてもらっているが、…

ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』

去年からずっと読みたいと思っていた小説をようやく読むことが出来ました。 読みたいと思った理由は、ラジオで数回紹介されていたからで、単行本(は手が出せる値段ではない)なので最初は、読めるのはずっと後かなぁ、と思っていたのですが、今は時間的に中…

荻上チキ『彼女たちの売春』

先日書いた 武田砂鉄『紋切型社会』と同じく、単行本の時から気になっていたけれどなかなか手を出せず、文庫になっていたのを知り、手に取って読んでみました。 彼女たちの売春(ワリキリ) (SPA!BOOKS) Kindle版 荻上チキ 『彼女たちの売春』 | 新…

武田砂鉄『紋切型社会』

ちょっとした時間が空き、喫茶店に入るまでもなかったので、ふと、駅前にあった小さな本屋さんに入ってみました。 大きな本屋さんに行くのはとても好きなのですが、その本屋さんは、すごく小さなスペースに、店主(あるいは書店員)の趣向、思考がくみ取れる…

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』

話題になっているのは知っていたものの、中々手が出なかったのですが、購読している無料のメールマガジンで勝間和代さんが触れていたので読んでみました。 自分の行動を変える本ってすごいと思います(2019年2月11日月曜日:勝間和代メールマガジン) 勝閒さ…

チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』

昨年、いろんなラジオ番組でこの作品の書評について聞きました。 もちろんそれは内容についての良さを語るものだったのですが、僕が興味を惹かれたのは、タイトルにあるとおり主人公が82年生まれと、僕と同じような年代であること、そして、人口規模が日本の…

今村夏子『こちらあみ子』

去年だったか一昨年だったか、書評を読んで読みたいなぁ、と思った作品があります。 その作品は『星の子』というものなのですが、中々文庫にもならず、近所に図書館もないので読む機会が無いなぁ、と思っていたら、同じ著者によるこの作品の評価も高かったの…

益田ミリ『きみの隣りで』

就活やらバイト(パート先)がブラック化したり、調停があったりしたので中々ゆっくり本を読む時間と精神的な余裕が無かったのですが、新聞で益田ミリさんの新刊発売の広告を見つけたので読んでみました。 きみの隣りで (幻冬舎文庫) きみの隣りで | 株式会社…

プラド夏樹 『フランス人の性 なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか』

先日、こんな記事を読みました。 gendai.ismedia.jp 日本とフランスとの社会生活の違いについて書かれたもので、これ自体興味深い内容だったのですが、そんな時に、こんな本を目にしました。 フランス人の性~なぜ「#MeToo」への反対が起きたのか~ (光文社…

泉谷閑示『「普通がいい」という病』

ずっと積ん読してあった本なのですが、先日読んだ武田友紀さんの『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』の巻末注に記載があったので、引っ張りだして(というか電子書籍で購入してあったので、ダウンロードして)読んでみました。…

姫野桂『発達障害グレーゾーン』

確かTwitterだったような気がするのですが、気になるタイトルの本が流れてきたので、出版してから間がなかったので、レビューなどはまだついていなかったのですが、手に取って読んでみることにしました。 気になった理由としては、以前、元配偶者から僕が「…

レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』

「#MeToo」ムーブメントの中で新しく知ることになった「マンスプレイニング」という言葉があります。 男を意味する「man」(マン)と解説を意味する「explain」(エクスプレイン)をかけ合わせた言葉です。 一般的には「男性が、女性を見下す、あるいは偉そ…

聖書協会共同訳『聖書』

世界で一番読まれている本であるキリスト教の『聖書』の新しい翻訳版が昨年末に出版されました。 日本ではキリスト教徒は少ないので(多く見積もって200万人)、読んだことのない人も多いかも知れませんが、日本全国にはキリスト教系の学校法人が221、高等教…

カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』

久しぶりに小説を読みました。 (実際は、他にもいくつか小説を読んでいたのですが、いずれも途中で挫折していました。) 結婚式のメンバー (新潮文庫) カーソン・マッカラーズ、村上春樹/訳 『結婚式のメンバー』 | 新潮社 著者:カーソン・マッカラーズ(…

はるな檸檬『ダルちゃん』

年末に今年を振り返る内容のラジオ番組を聞いていたら、2つの番組で同じ作品が取り上げられていました。 最初に聞いた番組はライムスター宇多丸さんのアフター6ジャンクションで(プロが選ぶ2018年ベスト「マンガ」は?【ダルちゃん、えれほん、ほしとんで…

山里亮太『天才はあきらめた』

ラジオなどで何回かこの本の話題を聞き興味を持ったところ、文庫だったので手に取って読んでみました。 天才はあきらめた (朝日文庫) Kindle版 朝日新聞出版 最新刊行物:文庫:天才はあきらめた内容(朝日新聞出版紹介ページより)今日も妬み嫉み恨みつらみ…

Jam『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』

年末にふと「日本タイトルだけ大賞」の2018年の受賞作がSNSで流れてきました。 第11回 日本タイトルだけ大賞|結果発表 「日本タイトルだけ大賞」という賞があること自体知らなかったのですが、その受賞作品を観ていたら、受賞作は結構知っている本でした。…

燃え殻『ボクたちはみんな大人になれなかった』

年末になると、というか、音楽だったり本だったり、映画だったり流行語だったり、いろんなものが1月以上残して一年の締めくくりをし始める様子を見て、今年も終わるんだな、と実感します。 まだ11月だったと思うのですが、Web本棚サービスのブクログが大賞…

山田ルイ53世『ヒキコモリ漂流記』

先日、ネット記事でこんなものを読みました。 gendai.ismedia.jp 家にテレビがあったときからあまりバラエティ番組は観なかったので、顔しか知らなかった髭男爵の山田ルイ53世さんが出した『一発屋芸人列伝』に関して、BuzzFeedなどで活躍されていたライター…

マシンガンズ滝沢秀一 『このゴミは収集できません』

購読しているPodcastの番組で取り上げられた本です。 第76回『このゴミは収集できません』『東十条の女』: 本と雑談ラジオ Podcastの番組で取り上げられる前から、Twitterで知っていて、本の評判も聞いていたので、手に取って読んでみることにしました。 『…

齋藤直子『結婚差別の社会学』

前から気になっていた本で、メディアや他の本でも触れられていたのですが、自分にしては買うには勇気のいる値段だったのですが(図書館の近くに暮らしたい、と最近強く思うようになりました)、買って読んでみました。 結婚差別の社会学 結婚差別の社会学 - …

平野啓一郎『ある男』

以前読んだ『マチネの終わりに』がとても良かったので、それ以来平野啓一郎さんの作品を読むようになりました。 秋にcakesで新刊『ある男』の連載があり、毎日、公開されると何日間かは無料で読めたので、毎日楽しみに読んでいました。 全部で46回、つまり46…

山崎啓支『「体感イメージ」で願いをかなえる』

以前読んだNLPに関する本(山崎啓支『マンガでやさしくわかるNLP』)で、奥付に著者のサイトやメールマガジンの案内が載っていたので、登録してみました。(NLP=神経言語プログラミングについては→神経言語プログラミング - Wikipedia) いまいち自分にはす…

細川貂々、水島広子『やっぱり、それでいい。』

大きく上下する訳ではないのですが、メンタルの状態が低空飛行を続けています。 以前紹介した、細川貂々さんと水島広子さんの『それでいい。』がとても良く、(一時的には薬も飲まなくなり)回復に大きな効果があったので、その続編であるこの本を読んでみる…

三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』

ラジオにもたまに出ている三浦しをんさんの小説を読んでみました。 本当はラジオ番組に出ていた時に話題になっていたのは『ののはな通信』なのですが、そちらはまだ単行本なので、文庫で読める本の中で興味が沸いたこの作品にしてみました。 ちなみに、先日…

武田友紀『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』

HSP(High Sensitive Person)という言葉を聞いたことがありますか? 僕が初めてこの言葉を聞いたのは、経済評論家の勝間和代さんがやっている無料のメールマガジンで、メールマガジンには勝間さんがどうやって料理をしているかや、どういう端末を持ち歩いて…