映画と本と自分と山

映画が半分、残りは本と自分、時々山登りについて

読書-本・雑誌

今村夏子『星の子』

※新しい仕事の拘束時間が長いため、今後毎日の更新が難しくなっています。 僕の生存確認で読んでいる人がいましたら、TwitterかInstagramを覗いてもらえたらと思います。 読もうと気になっていた小説が文庫になっていたので読みました。 先日(でもないか)…

ヨシタケシンスケ『ものは言いよう』

先日書いたヨシタケシンスケさんと伊藤亜紗さんの『みえるとかみえるとか 』、すごく良くて、ヨシタケさんのエッセイ(?)が出ていたな、と手に取ってみました。 ものは言いよう ものは言いよう|白泉社 内容(白泉社より)数々の絵本賞を受賞している大人…

岩城けい『 さようなら、オレンジ』

新聞に載っていた書評を読んで手に取っていた作品です。 いつか読もうと思ってずっと置いてあったのですが、旅の中で読みました。 book.asahi.com さようなら、オレンジ (ちくま文庫) 筑摩書房 さようなら、オレンジ / 岩城 けい 著 内容(筑摩書房より)オ…

島本理生『あられもない祈り』

先日来書いている、相田みつをさんの『相田みつを ザ・ベスト にんげんだもの 逢』と『相田みつを ザ・ベスト 一生感動一生青春』、益田ミリさんの『世界は終わらない』 と同じく、古書店で100円だったので手に取った作品です。 あまり日本の現代の作家の小…

大木亜希子『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』

新聞の広告で気になった本なのですが、発売されたばかりだったこともあり、レビューが殆どなくどんな内容なのかわからなかったので、どこか本屋さんでチェックしようと思っていました。 そう思っていたのですが、そのタイミングで新聞に書評が載っていたので…

相田みつを『相田みつを ザ・ベスト 一生感動一生青春』

先日から書いている相田みつをさんの『相田みつを ザ・ベスト にんげんだもの 逢』、益田ミリさんの『世界は終わらない』と同じく古書店で一緒に手に取った本です。 中身を見ずにささっと手に取り、相田みつをさんの本だったこともあり、てっきり『にんげん…

相田みつを『相田みつを ザ・ベスト にんげんだもの 逢』

先日書いた益田ミリさんの『世界は終わらない』と同じく、古本屋で目に留まったので手に取った中の一冊です。 相田みつをさんの詩って読んだことがあるようで(わりと好きなのは「人の為と書いていつわりと読むんだねえ」です)、一冊の本としては読んだこと…

益田ミリ『世界は終わらない』

先日、ふと古本屋さんに寄りました。 あんまり時間がなかったのですが、とりあえず100円コーナーに行ってみて、気になる作品を手に取った中の一冊がこの益田ミリさんの『世界は終わらない』です。 あとでレビューを眺めていたら評価が分かれていたのですが、…

東直子『春原さんのリコーダー』

僕は歌人の穂村弘さんが好きで(天才だと思ってる)いくつかの本を読んで来ましたが(『本当は違うんだ日記』、『世界音痴』、『求愛瞳孔反射』、『現実入門―ほんとにみんなこんなことを?』)、その中に東直子さんとの共著『回転ドアは、順番に』がありまし…

辻村深月『スロウハイツの神様』

先日会った友人に勧められた小説です。 すごく良かったと言っていたのと、調べてみたら文庫だったので上下巻で長い作品ですが、さらっと眺めたところ評価も良く、手に取りやすかったので、読んでみました。 スロウハイツの神様(上) (講談社文庫) 『スロウハ…

坂口恭平『まとまらない人』

最近、勝手に助けられている人がいます。 それは坂口恭平さんで、先日、彼を追ったドキュメンタリー映画「モバイルハウスのつくりかた」を紹介しましたが、坂口さんのツイートを見て、押しつぶされそうな気持ちをなんとか保っています。 そんな坂口さんの新…

角田光代『愛がなんだ』

映画で観ようと思っていた作品(映画『愛がなんだ』公式サイト)なのですが、Amazonで詩や小説などを探していたら評価が高かったので、原作を読んでみることにしました。(映画の方はまだAmazonプライムで無料で観られるようになっていないので観ていません…

俵万智『あなたと読む恋の歌百首』

先日書いた坂崎千春さんの『片想いさん』では、坂崎さんが読んで(特に恋愛面で)影響を受けた本がたくさん紹介されていました。(枡野浩一さんの『結婚失格』も同じ形式でしたが、枡野さんが坂崎さんのこの本に影響されたのかもしれません。) その中で、紹…

齋藤真行、さいとうれい『ぼくにはなにもない』

Amazonで突然表示された本です。 単行本は高かったのですが(1300円くらい)、電子書籍だと500円くらいだったので、思わずこのタイトルに惹かれ、読んでみました。 ぼくにはなにもない JRC一手扱い― 愛本出版 内容(愛本出版より)「ぼくにはなにもない。 家…

足立紳『喜劇 愛妻物語』

先日ふと出来た時間に大きな本屋さんに寄りました。 そこで目にとまったのが、『それでも俺は、妻としたい』でした。 そのタイトルの直球さと表紙の絵に引き込まれパラパラとめくったら、結構面白そうだったのですが、単行本だったので、著者である足立紳さ…

穂村弘『現実入門―ほんとにみんなこんなことを?』

文章を読んで「この人は天才だ」と思った人が僕には2人います。 1人はさくらももこさんで、漫画(『ちびまる子ちゃん』よりも『コジコジ』)もすごいですが、エッセイを読んだとき(中学生くらいだったと思いますが)、「この人は天才だ」と痛烈に感じたの…

坂崎千春『片想いさん』

先日書いた枡野浩一さんの『結婚失格』、私小説でありながら、その構成は、一つの区切り毎に一つの本を紹介するような形になっていました。 その中で触れられていたのがこの『片想いさん』です。 片想いさん (文春文庫) 文春文庫『片想いさん』坂崎千春 | 文…

枡野浩一『結婚失格』

いつも聞いている歌人の桝野浩一さんと漫画家の古泉智浩さんのPodcast「本と雑談ラジオ」、桝野さんは離婚歴があり、子どもにもう20年近く会えていないことを度々話しているのですが、本にもなっていることを話していたので、僕は毎月とはいかないもの会えて…

カリール・ジブラン『預言者』

先日、神谷美恵子さんの訳と文章が載っている『ハリール・ジブラーンの詩』を紹介しましたが、やっぱり、ハリール・ジブラーンの詩そのものを読みたいと思い、原著では持っているものの日本語で読めるものをということで、日本語に訳されている『預言者』を…

最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』

先日寄った本屋さんで最果タヒさんの詩集が気になったのですが、単行本で高いので買おうかどうか悩んでいたときに、ちょうど新聞で最果タヒさんの言葉が2日続けて紹介されていました。 digital.asahi.com digital.asahi.com 紹介されていた言葉が良かったの…

寮美千子編『空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集―』

最近ちょっと精神的に体調を崩していて、あまりちゃんとした文章が読めないというか、詩が読みたいな、ということで、とりあえずAmazonで評価の高いものを見たら、以前読んだ寮美千子さんの『あふれでたのはやさしさだった』の前に出された詩集がトップに出…

穂村弘『求愛瞳孔反射』

先日読んだ『回転ドアは、順番に』がとても良く、その本の解説で金原瑞人さんがあげていたのがこの本です。 金原さんがこんなことを書く人がいたら恋しちゃう、というようなことを書いていて、穂村さんって詩も書くんだ、と手に取ってみました。 求愛瞳孔反…

坂村真民『詩集 念ずれば花ひらく』

僕が子どもたちと暮らしていた街には沢山のお寺がありました。 その中のある寺では、門柱に詩というか、一言が書かれていました。 そこには末尾に「真民」だとかが書いてあって、その名前から高名なお坊さんの言葉なのかと思っていました。 が、その詩や言葉…

穂村弘、東直子『回転ドアは、順番に』

ちょっと精神的に不安定な日々を過ごしています。 理由は二つあって、以前書いたように一つは惹かれている人がいるということとともになんだか無性にさみしいのと、もう一つは、退職願を出したら、退職願自体は割とすんなり受け取ってもらったと思っていたら…

神谷美恵子『ハリール・ジブラーンの詩』

先日、ふと出来た時間に本屋さんに寄りました。 詩が読みたい、と思い、前から気になっていた最果タヒさんの詩集を中心に詩集をパラパラと開き、最果タヒさんの詩集でも手に取りたいものがあったのですが、単行本で高かったので、そういえば、と家にあるこの…

崔実『ジニのパズル』

新聞の書評で読み、積ん読していた本をようやく読みました。 book.asahi.com ジニのパズル (講談社文庫) 『ジニのパズル』(崔 実)|講談社BOOK倶楽部 内容紹介(講談社BOOK倶楽部より)「日本には、私のような日本生まれの韓国人が通える学校が、二種類あ…

原田マハ『楽園のキャンバス』

3年前の年末、次男と一緒にスペインに行きました。 ツアーで行ったのですが、そこで何人かの方と仲良くさせてもらいました。 その中に、50代くらいの女性Sさんという方がいました。 Sさんは、「わたしは連絡先交換とかしないのよ」と「日本でまた会えたら嬉…

永田和宏『歌に私は泣くだらう』

以前読んだ河野裕子、永田和宏 『たとへば君 四十年の恋歌』で、永田和宏さんの文章に興味を持つようになりました。 萩原慎一郎さんの『歌集 滑走路』の影響もあり、僕にはこのスタイルで文章を書くことはかなり難しいなと思いつつも、短歌にも惹かれるよう…

渡辺一史『人と人はなぜ支え合うのか』

昨年末に公開された映画 「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、その映画の原作となった渡辺一史さんの『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』は、僕が大学生だったときに出版され、その内容に衝撃を受けたものでした。 映画…

橋本治『橋本治のかけこみ人生相談』

何で目にしたのか気になったのか自分でまるで思い出せなくて、調べたら出てきました。 歌人の東直子さんによる新聞の紹介欄でした。 文庫なのでいつか読もうと思いチェックしていたのでした。 book.asahi.com 橋本治のかけこみ人生相談 (幻冬舎文庫) 橋本治…