山と本と映画と自分

山や映画&本の感想、身の回りの出来事について

「ディス/コネクト」

最近、ネット断捨離をし始めました。 そのことについてはまた改めて書きたいと思っているのですが、子どもたちのゲーム機(Switch)含め、あらゆるものがネットと接続されるようになり、なんとなくイヤだなと思っていても、それに抗って生活することの方が逆…

立場や環境が人に与える影響

いきなりですが、AとBという2人について、成育歴というか経歴というか家族環境を載せてみます。 この2人から何か読み取れるでしょうか。 A・1970年半ば生まれ・都内中高私立一貫校出身・都内国立大学、私立大学院卒・毎日「先生」と呼ばれる仕事・年収は…

「ローマでアモーレ」

毎年一作品を公開し続けてきたウディ・アレンが今年の作品はお蔵入りかも知れない、というニュースを聞いて、少し複雑な気持ちになっています。 映画監督ウディ・アレン、休業状態に追い込まれる | ciatr[シアター] もちろん性暴力やセクハラはあってはなら…

薬を減らす

うつ病デイケアもある病院に通うようになって約半年、ここ数か月は3週間に1度の通院で、処方される薬も変わらずにいたのですが、先日の診察で、薬を飲まなくても良い、と言われました。 処方されていた薬は2種類で、SNRIに分類される抗うつ薬と催眠薬です…

「裁きは終りぬ」

僕は大学の時、キリスト教を学んでいました。 キリスト教といっても聖書そのものを読み込む、ということではなく、アメリカでは常に政治的に大きなトピックである人工妊娠中絶、安楽死や尊厳死、日本での最近の話題だと出生前診断などをキリスト教的にどのよ…

健康診断で初めて引っかかった項目

先日、出勤したところ、ちょっと前に行った健康診断の結果が渡されました。 最初の数年は何も指摘されることがなかったのですが、その後心臓の異音が指摘されるようになりました。 心臓の異音は再検査することなく放っておいたら、骨髄移植のドナーになった…

「マドモアゼル」

今回観た映画も先日紹介した『妖精たちの森』と同様、町山智浩さんの『トラウマ映画館』で紹介されていて、本の表紙に使われている映画です。 モノクロの映画は久しぶりだったのですが、最初慣れるまでは想像力が働かず、なんというか、夢の中にいるような感…

木原音瀬『箱の中』

ライフスタイルが激変してしまったので最近はあまり聞けていないのですが、 漫画家の古泉智浩さんと歌人の枡野浩一さんが本の感想を話したり雑談したりするPodcastをたまに聞いています。 昨年、その中で2人の人生での重要な本5冊を紹介するというものがあ…

「マンマ・ミーア!」

今年の夏は何回か映画館で映画を観る機会がありました。 そこでよく流れていた予告編作品の1つが「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」でした。 前作の「マンマ・ミーア!」は観たことがなく、(僕の苦手な)ミュージカルだとはわかっていたのですが、ABB…

ネット断捨離

1人で暮らす生活も半年近くになり、ネット環境というか、使い方を見直すことにしました。 きっかけは、子どもたちと面会することも今後ないだろう、ということで、子どもたちに頼まれて入れたアプリを消そうと思ったことです。 子どもたちに頼まれて入れて…

「アメリカン・ハニー」

いつも聞いているラジオ番組のゲストとして、グッチーズ・フリースクールが出演していました。 www.tbsradio.jp Gucchi's Free School(グッチーズ・フリースクール) グッチーズ・フリースクールとは、日本未公開映画の紹介、上映を企画・運営する団体だそ…

最後の面会

今年は9月1日、2日が土日だったので、子どもたちが通う小学校は始業式が9月3日でした。 7月の面会で長女が希望していた、僕の実家での僕とのお泊まりの2回目を8月末から9月にかけて行いました。 当初は長女だけと過ごす予定でしたが、実家近くにあ…

「妖精たちの森」

先日読んだ町山智浩さんの『トラウマ映画館』で紹介されていた映画はいろんな事情で観られないものもあるのですが、先日TSUTAYAディスカスで旧作が一本77円だったときに借りて観ました。 妖精たちの森 [DVD] 作品データ(映画.comより)監督 マイケル・ウィ…

チームラボ ボーダレス

子どもたちの夏休みが終わる8月末、長女のリクエストで僕の実家にお泊まりました。 7月のはじめに、初めて面会した際、長女が僕の実家にお泊まりしたい、と言っていたので、元配偶者に伝えたところ、長女は4泊したい、お父さん(僕)と一緒にお泊まりした…

「ボーイズ・オン・ザ・ラン」

漫画(『ボーイズ・オン・ザ・ラン』)では最初の数巻を読んだことがあったのですが、読み切っておらず最後どうなるのか知らなかったのですが、Amazonで無料で観られたので観てみました。 ボーイズ・オン・ザ・ラン 作品データ(映画.comより)監督 三浦大輔…

穂村弘『本当は違うんだ日記』

*この文章はさくらももこさんの死去の報道前に書き、その後少し修正しました。 さくらももこのエッセイから僕の読書体験は始まった。 よく作家のインタビューなどで、小さな時にどんな本が好きだったか、どんな本を読んでいたのかが語られているけれど、僕…

「変態だ」

以前、大学時代の友人の呼びかけで、家のリフォームというか、リノベーションをほんの少しだけ手伝わせてもらったことがあります。 土台と枠組みはそのままでしたが、リノベーションというか、リビルドといった方が良いのでは、と思うくらい作り直していたの…

「ペンギン・ハイウェイ」

以前、子どもたちと面会した際、観たいと言われていた「ペンギン・ハイウェイ」を観に行きました。 最初にこの作品を観たいと言われていたのですが、まだ公開していなかったので、そのときは「インクレディブル・ファミリー」を観に行き、今回改めて次男から…

「グランド・イリュージョン」

僕が初めて目の前で見たマジックは多分、今やすっかり有名になってメンタリストと名乗っている方のものでした。 通っていた教会のクリスマス時期のお祝いに、イベント関連の仕事をしていた方が連れて来て、マジックを披露してくれました。 あの頃はまだメデ…

マーサ・スタウト『良心をもたない人たち』

毒親やパートナーシップについて書いている、あるコラムニスト(アルテイシアさん)の文章がいつも共感できるものなので、ウェブ上にあるものを見つけてはよく読んでいます。 そのコラムニストの方が恋愛などの相談にのるというか悩みを聞くというものがある…

「みちていく」

Amazonで表示されたのでなんとなく観てみた作品です。 冒頭から、なんだか見たことがあるような場所だな、と思って、後で調べてみたら自分の出身大学の学生が卒業制作で作った映画でした。 僕は大学系列の高校出身で、高校の隣には大学のキャンパスもあり、…

友人息子への誕生日プレゼント

子どもたちとの生活を元配偶者に突然奪われたので、すっかり絵本や児童書から遠ざかってしまいましたが、先日、友人の子どもが1歳になったので、プレゼントに絵本を選びました。 友人や彼のパートナーがどのくらい絵本を読んであげているのか、その子がどの…

「ねこあつめの家」

子ども3人との5人での生活から突然1人暮らしになったので、ペットを飼う人の気持ちが分かるようになったというか、気ままな野良猫でもいたら良いな、と思うことがあります。 また、たまたまTwitterで仔猫を拾った人のツイートが流れてきて以来、そのアカ…

篠原ウミハル『鬼踊れ!!』

久しぶりに漫画の話でも。 読んでいる漫画作品が終わるということがあまりないので、新しい作品はKindleで無料で読めるもの以外はあまり手を出さないようにしているのですが、久しぶりに新しく読んでみた作品です。 興味を持ったきっかけは、今年の初めに新…

「セイフ ヘイヴン」

先日、日本では今、所得や学歴によって結婚相手がある程度決まっていることだけでなく、社会経済的に弱い立場の人ほど離婚などがおきやすいという論考を読みました。 「結婚」「夫婦」という観点から見る日本の所得格差 / 迫田さやか / 所得分配論 | SYNODOS…

村田沙耶香『授乳』

ちょっとした時間を潰すために、本屋さんに寄りました。 最近では本屋さんが近くになくなってきただけでなく、今は大きな書店があるような街からも離れてしまったので、本屋さんに寄るのはとても貴重な機会になってしまいました。 そこで、手に取った本です…

「マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ」

「人生設計」という言葉がありますが、人生って設計出来るものなのでしょうか。自分自身はこれまで「人生設計」ということを考えるように要求されたこともなければ、考えたこともありません。何歳までに結婚して、何歳までに子どもを授かって、年収はこのく…

資格試験

5月末から始めている2つ目の仕事、ある資格を3ヶ月に1度のペースで取得するように推奨されています。ペナルティーは(多分)ないのですが、資格を取得すると、その受験料(約1万円)の半分が補助として支給されるようになっています。最初の3ヶ月は研…

「ドリーマーズ」

街を歩いていると、カップルや3人以上の男に対し1人の女性、あるいはもっと多い男女混交のグループは見かけますが、男2人に女1人という組み合わせはあんまり見ないような気がします。身近な所では、毎年会う高校からの友人2人は、今は1人の妻となって…

ジェフリー・アーチャー『15のわけあり小説』

通勤時間が結構かかるようになったので読書する時間が増えました。けれど、電車に乗っている時間に読書していると、どうしても途切れ途切れになってしまって、物語を読んでいると映画で言えば10分くらいを何度も観るような感覚になります。そこで、1つの手…